日刊サイゾー トップ > 社会  > “ブラック社員”が急増中!?

絶好調『半沢直樹』の影響で「やられたら倍返し」乱発の“ブラック社員”が急増中!?

hanzawanaoki0730.jpgTBS 日曜劇場『半沢直樹』公式サイトより

 ブラック企業ならぬブラック社員が急増、その背景に人気テレビドラマ『半沢直樹』(TBS系)の影響があるという声が上がっている。


 企業の人事問題を指導するコンサルタントによると「最近、上司の厳しい指導に、部下が過剰に“パワハラ”だと騒ぎまくって上司に嫌がらせするケースが増えているんですが、先ごろ社内で聞き取り調査をしたところ、テレビドラマの『半沢直樹』のマネをしたと話す社員が複数いた」というのだ。

 同ドラマは7月スタートで、第3話までの視聴率がいずれも20%超えしているヒット作。堺雅人演じるバブル期の銀行員が、上司に融資失敗の責任を押しつけられて「やられたらやり返す。倍返しだ」とリベンジしていく話だ。

「ドラマはあくまで理不尽な上司に社員が正論で対抗するというものなのに、そのセリフだけをまんま真似して“部下の手柄は上司のもの。上司の失敗は部下の責任”とか“やられたら倍返し”と捨てゼリフを吐いた社員がいたというんです」(同)

 コンサルタントによると先日、都内中堅商社では、冷凍食品の販売納期を間違えた社員が、上司から指摘されるや「あなたがチェックしないから」と反論。まるで正論でも吐いているかのような態度で「部下の手柄は上司のもの。上司の失敗は部下の責任」と言ってその場を去ったという。

 また、神奈川県の倉庫管理会社では、休憩時間を大幅にオーバーして戻ってきた社員が注意された際、Twitterなどで「うちの上司はパワハラだ」「この会社はブラック企業だ」などと書き、注意処分を受けたところ「やられたら倍返し」と言い放ったという。

 労働事情に詳しいジャーナリスト・佐藤大吾氏は「ブラック企業という言葉ばかりが浮上して、問題社員の反抗材料みたいになってしまうのは最悪のパターン」という。

「会社は、トップの判断がおかしいと思っても、組織として業務を円滑に進めるために一致して行動しなければならないこともあります。内容問わず部下に刃向かう社員がカッコイイというような空気はいいとは言えません。ドラマ『ショムニ』(フジテレビ系)や『斉藤さん』(日本テレビ系)が人気なのも、『半沢直樹』と同じく強い相手に臆せず正論を吐くからですが、現実ではなかなか難しいでしょう」(同)

 ドラマではカッコイイ『半沢直樹』だが、現実ではそうとも限らない。ドラマの影響で主人公気取りになる社員に、中間管理職は戦々恐々だ。
(文=鈴木雅久)

最終更新:2013/07/30 12:00
こんな記事も読まれています

絶好調『半沢直樹』の影響で「やられたら倍返し」乱発の“ブラック社員”が急増中!?のページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

絶対的満足度の至宝店

すべて見る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士、かく語りき

“元アウトローのカリスマ”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

トンデモ海外ニュース

世界中のびっくり珍事件をお届け。世界はやっぱり広かった!

深読みCINEMAコラム『パンドラ映画館』

最新作・話題作から珠玉の掘り出しモノまで、毎週1本必観の映画作品を徹底レビュー

じゃまおくんのザオリク的マンガ読み

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、世の中に埋もれる過去の名作マンガを発掘!

イチオシ企画

【日刊サイゾー/月刊サイゾー】編集・ライター募集のお知らせ

現在「日刊サイゾー/月刊サイゾー」 編集部のスタッフを募集しております。
写真
特集

TBSヤラセ発覚で、民放各局が冷や汗?

TBS人気番組で相次いで発覚したヤラセ問題。民放はみんなやってる!?
写真
人気連載

読書✕ヤンキー『どくヤン! 』

 もしも読書好きのヤンキーがいたら……いやい...…
写真
インタビュー

2018年の日本映画を英国人Pが語る

ブラック企業ならぬブラック社員が急増、その背景に人気テレビドラマ『半沢直樹』(TBS系)...
写真