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80万円が1億円になっちゃった! プロ野球・楽天本拠地Kスタ宮城「氣志團広告」の価値

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 球団創設から初めてのリーグ優勝を目前に控えた、プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルス。そんな中、本拠地球場の3塁側に設置されたある広告が注目を集めているという。


 3塁側カメラマン席前にあった、黒バックに白地で書かれた「氣志團万博」の文字。ご存じ、6人組ヤンキーロックバンド・氣志團が年に一度主催する野外フェス(今年は9月14日、15日に開催)の宣伝広告だ。

「広告を出すきっかけは『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の人気企画・男気じゃんけんのコーナーで、震災復興祈願で宮城県内にキャストらが集結。その企画の目玉として、復興のシンボルでもあるイーグルスの本拠地の広告を“男気”を見せて買う、という内容でした」(芸能関係者)

 最後まで勝ち続けた人物が買うというルールで、とんねるずや清原和博、小川直也らいつものメンバーが対決したが、勝利したのはゲストで出演していた氣志團のボーカル・綾小路翔だった。

「収録は5月頃で、すでにシーズンも始まっていたことや、もともと空いていた広告枠ということもあり、楽天球団の計らいで定価300万円のところを約7割引きの80万円で購入。開催を4カ月後に控えた一大イベントをさりげなくPRすることになりました」(同)

 ところが、周囲の予想に反して今季の楽天は絶好調で、気がつけば優勝目前。テレビの中継回数もかなり増えた。

「広告価格は、前年までのメディア露出などから決まるため、まさに激安価格で購入し、最大限の効果が得られたといえます」(広告代理店関係者)

 それもそのはず、今季負け知らずのエース・田中将大が自軍の攻撃中などにキャッチボールをするのは、この看板のすぐ横。

「マー君を映すたびに、看板も一緒に映り込む。いまやその広告効果は、1億円を超えたと算出する関係者もいるほどです」(同)

 80万円から125倍も価値が上がった広告をタイミングよく出せるなんて、綾小路にとっては、まさに究極の「棚からぼた餅」だったといえそうだ。

最終更新:2013/09/18 18:00
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