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「内定のはずが……」SEKAI NO OWARI『紅白』落選の裏にあった“ステージセット”へのこだわり

41bWogPR8OL.jpg「スノーマジックファンタジー」(トイズファクトリー)

 大みそかに放送される『第64回NHK紅白歌合戦』の出場者が発表された。公式発表前に流れていた内定情報の通り、NMB48やサカナクションの初出場が決定。その他の若者枠にはaikoや浜崎あゆみ、TOKIOなどお馴染みのメンバーが選出されている。

 演歌枠では、石川さゆりや五木ひろしなどの大物から“脱サラ歌手”として注目される福田こうへいまで名を連ね、さらには北島三郎が今回限りで引退を発表するなど、それなりに話題があるように思える。しかし、一部のネットユーザーからは「しょぼい」「紅白っぽくない」などの不満が出ている。今回の出演者について、音楽業界関係者はこう話す。

「AKBグループが3組も出ることに批判が集まっていますが、実はEXILE軍団もひどい(笑)。本家のEXILEはともかく、E-girlsや三代目J Soul Brothersはバーター感が否めません。ロック好きやアニメファン、ヤンキーなどあちこちに媚びた結果、“偏っているのに、紅白としての統一感がない”という状態になってしまった。ある意味、視聴者に振り回されているといえるかもしれません」

 若い世代を狙った出場者として最も予想外だったのは、アニメ『進撃の巨人』の主題歌を務めたLinked Horizonだろう。

「主題歌を収録したシングル『自由への進撃』は20万枚を超える売り上げで、今年最も注目されたアニソンであることは間違いない。しかし、一般層に受け入れられやすいアーティストではないし、『紅蓮の弓矢』を歌うとすれば歌詞には『殺意』や『家畜』という過激なワードが含まれる。出場がウワサされていたSEKAI NO OWARIの代わりに急きょ選ばれたようですが、高齢者が聞けば不快になりかねず、国民的音楽番組にふさわしい人選とは思えないですね」(同)

 ボーカル・Fukaseときゃりーぱみゅぱみゅの交際が発覚したことでも注目を集めたSEKAI NO OWARI。内定情報まで報じられたにも関わらず出場に至らなかった背景には、こんな事情があるという。

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