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前田敦子、中川翔子、壇蜜……アイドル女優が「特撮ヒロイン映画」に出演するワケ

【リアルサウンドより】

 前田敦子が今夏に公開される関ジャニ∞の主演映画『エイトレンジャー2』のヒロイン役に決定した。同作は、2012年に公開された映画『エイトレンジャー』の続編で、関ジャニ∞扮するエイトレンジャーに加え、前田敦子が週刊誌記者・西郷純役として登場。前田は、八萬市(エイトシティ)で多発する失踪事件とエイトレンジャーとの関連を、記者として追っていくという役柄だ。

 前田のほかにも最近、いわゆる「特撮ヒーロー・ヒロインもの」に出演するアイドル・女優は少なくない。中川翔子が主演を務める『ヌイグルマーZ』は、大槻ケンヂ原作『裁縫人間ヌイグルマー』を実写映画化した特撮アクションコメディ。中川演じる冴えないロリータファッションの少女・鮎川夢子(通称:ダメ子)が、ピンクのテディベア、ブースケと合体することにより「ヌイグルマー」へと変身。悪の軍団と激闘を繰り広げるという内容だ。壇蜜主演の映画『地球防衛未亡人』もまた、特撮ヒロイン映画として注目を集めている。地球防衛軍のエースパイロット・ダン隊員が、地球を守るために怪獣と戦う姿を描いた作品だ。でんぱ組.incが主演を務めた『白魔女学園』も、広義の意味では特撮ヒロインものと言えるだろう。白魔女に変身した最上もがは、激しいアクションシーンにも挑戦している。

 このように、アイドルや女優が「特撮ヒーロー・ヒロインもの」に出演するケースが目立っている背景には、どのような事情があるのか。アイドルやポップカルチャーに詳しい芸能ライターは次のように分析する。

「まず、アイドルグループの場合は、映画の中でメンバーそれぞれの個性を際立たせるのに、戦隊ものの作品が適しているということが挙げられると思います。チームの中で起こるすれ違いや葛藤、そして絆といった関係性を描くのに、群像劇の性質を持った戦隊ものは、青春学園ドラマと匹敵するくらい相性が良いのです。そもそも、ももいろクローバーZなどのグループは、戦隊ものから着想を得ているような部分もあるので、相性が良いのはある意味、当然ではないでしょうか。でんぱ組.incの『白魔女学園』などは、そういったケースの典型かと思われます」

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