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ザック、ぺケルマン、ストイコビッチ……サッカー日本代表・アギーレ監督の“後任探し”が始まった!

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 サッカーの八百長疑惑でスペイン当局から告発されている日本代表チームのハビエル・アギーレ監督の後任者探しが、水面下で始まっているという。

「日本サッカー協会(JFA)の関係者が八百長問題に関して情報を収集していて、解任の際にドタバタにならないよう候補者選びを進めているとのこと。早く動かないと、足元を見られて金銭面での折り合いがつかないので、表向きは“解任はない”としながらも、間違いなく進めていますよ」(サッカー関係者)

 日本代表監督が八百長告発されるという前代未聞の事態……18日のJFA定例理事会では、大仁邦弥会長が理事に謝罪したが、来年1月に開幕するアジアカップ豪州大会でもアギーレ監督を続投させる方針を伝えた。だが、これは後任探しのための時間稼ぎなのかもしれない。

 アギーレ監督は2011年、当時指揮していたサラゴサがレバンテと対戦する前、大金を受け取ってレバンテ買収に使われたとされる。スペイン検察庁反汚職課が告発、これを裁判所が受理すれば、アギーレを含む41人が証人として喚問され、嫌疑があれば起訴されると伝えられている。

 日本代表の監督としてアギーレを招聘したのは原博実専務理事で、当人は周囲に「(告発が)受理される可能性はあるとみている」と話しており、自身の責任問題に発展する覚悟もうかがえる。いずれにせよ、監督本人がいくら無罪を訴えても、起訴されればイメージダウンは大きく、解任は避けられない。

 後任候補については、一部ではオズワルド・オリベイラ、マルセロ・ビエルサ、ホセ・ペケルマンらの名前が早くも挙がっているが、フリーである人物に限られることから、前監督のアルベルト・ザッケローニや、元名古屋グランパスのドラガン・ストイコビッチが浮上中だ。

「大穴では本田圭佑と一緒にやっていた元ACミランのクラレンス・セードルフという線も。前シーズンは8位に終わり、チャンピオンズリーグはおろかヨーロッパリーグの出場権も獲得できなかった人物ですが、これは前監督マッシミリアーノ・アッレグリが無策で、チーム内の士気を落としていた悪影響もあった。セードルフが目指すサッカーそのものは、機能的で理論がしっかりしていて、本田も『小学生にでもわかる戦術』と評しました。中央よりもサイドを組み立てる攻撃方法は、日本に合っている」(同)

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