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鳥取「がいな音楽祭」はなぜコケた? 地方フェス開催の難しさとは

 ももクロのケースは、今後の興行のあり方を考える上でも示唆に富んだものであり、ある意味ではいい前例を作ったともいえそうだ。

 問題となるのは、3つ目のケースだ。

「最も非難の対象となるのは、今回の『がいな音楽祭』のように、明らかに運営能力が欠如しているにもかかわらず、イベントを開催しようとして失敗するケースです。昨今は音楽フェスティバルがブームとなっていることもあり、多くの地方で似たようなイベントが開催されていますが、そもそもイベントを成功させるのは難しいことです。ミュージシャンに出演オファーをかけるには、音楽業界や芸能界のルールを熟知し、業界内の微妙なパワーバランスを読む必要がありますし、オファー側にも相応の信頼がなくては成り立ちません。また、会場の設営や来場者に対するケアにも、膨大なノウハウが必要です。地方で開催するにはその土地の人々の了承を得る必要もありますし、そこには高度な調整能力が求められます。もちろん、音楽シーンへの造詣が深いのは当たり前で、単に有名人を寄せ集めればそれでよい、というものでもありません。明確なコンセプトがなければ、数多くのフェスが開催されている中で、音楽ファンの心をつかむのは不可能です。音楽フェスビジネスは、失敗すれば大きな損失が生まれるものなので、ブームだからといって素人が簡単に手を出すべきものではないですね」(同)

 青森の『夏の魔物』や香川の『MONSTER baSH』など、そのフェスならではの特色を打ち出し、うまく成功している地方フェスもあるが、素人がこれから参入するには、その壁は高そうだ。
(文=山下祐介)

最終更新:2015/10/31 08:00
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