日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > グラドル、撮影現場から逃亡未遂
“崖っぷち”アラサーグラドル・吉沢さりぃの「グラドルもつらいよ!」

あまりに過激なファーストDVD撮影現場で逃亡未遂! 発売中止にするため、弁護士に相談するも……

 1日目の撮影が終わり、大学の友人や先輩に泣きながら「あれが世に出たら、もう生きていけないよ」と電話したところ、「もう撮影バックレちゃいなよ!」と助言され、社長に電話をかけて伝えました。

「内容が過激すぎて、明日以降の撮影に参加できない。思っていたのと違う!」

 すると、社長は言いました。「万が一、明日の撮影を飛ばしたら、この業界追放だし、二度と芸能活動ができないようにする。タレントとして活動を続けたいなら、明日必ず来い」と。いま考えれば、そもそも事務所所属の契約書すら交わしておらず、DVDの出演許諾書にも判を押していないので、私は現場を飛ばしてもなんら問題ありませんでした。ですが、当時はまだ業界のこともよく知らなかったですし、どこの事務所の面接にも受からなかった中、ようやくつかんだチャンスだからと考え直し、翌日の撮影に向かったのです。

 2日目の撮影では「これが友達にバレたらどうしよう」とおびえ、スタッフにも「絶対にニプレスなしのシーンはやりたくありません!」と断るなど、ネガティブなオーラを出しまくっていました。そして、ついにあと1シーンで撮影終了となった時、私の中のネジが外れたのか、自分の財布から有り金2万円を抜き取り、トイレに行くふりをして脱走したのです。衣装のままバスローブを羽織り、お札を手にタクシーをつかまえようとしたとき、ディレクターが「さりぃちゃん!」と叫んで駆けつけてきました。ディレクターさんは泣きじゃくる私の話を優しく聞いてくれ、「君が思うほど、えげつなくないよ。大丈夫だよ」となだめました。そして撮影現場に戻り、なんとか撮影は終了。

 後日、寝る前に撮影を思い出してはパニックになり、夜中に社長に電話をかけては「発売中止にしてくれないか?」とか「死にたい」とクレームをつけました。ですが、社長は「君はだまされたAV女優みたいなことを言うなぁ~。男優が出てるわけじゃないし、あれはイメージDVDだよ」と相手にしてくれません。そこで私は貯金を下ろして弁護士事務所に相談し、DVD発売取りやめの内容証明を送りつけたのです。かなり大胆ですね……。

 その結果、だいぶ渋られましたが、DVDを発売中止にするには、スタッフのギャラやスタジオレンタル代金など撮影にかかった費用200万円を支払うように言われました。そして、その前に一度DVDを確認するようにと言われ、映像を見てみたら、あらびっくり! 騒いだこともあって、いろいろと配慮していただいたのかもしれませんが、私の想像していたほど、えぐい内容ではなかったのです。DVD発売中止のため、大学を辞めて親にお金を借りて分割で返していこうと思っていましたが、それもバカバカしいなと考え直しました。

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