日刊サイゾー トップ > エンタメ > スポーツ  > キリン杯、なぜ優勝できなかった?

「1.5軍」のボスニアに1-2で敗戦! サッカー日本代表はなぜ、キリンカップで優勝できなかったのか

honda0608

「決勝戦にふさわしいエキサイティングな試合だったのでは?」

 昨日行われたキリンカップサッカー2016決勝の日本代表×ボスニア・ヘルツェゴヴィナ戦後、数人のサッカージャーナリストたちに問いかけた。が、返ってきた言葉は、「これがアウェイでの試合なら」というものだった。

 というのも、今回のボスニアのメンバーには、イタリアのセリエAで活躍するストライカーのジェコやゲームメーカーのピャニッチは入っていない。さらに、日本戦では「若い選手にチャンスを与えたかったので、左右のサイドバックは若手にした。若手2人にとって初の代表」(メフメド・バジュダレビッチ監督)というのが実情で、「1.5軍だ」とサッカージャーナリストたちは口をそろえる。それは日本代表の選手たちも感じていたようで、「正直、ボスニアには勝てると思っていた」と率直な気持ちを明かしている。

 にもかかわらず、日本代表は1-2で敗れてしまった。一体、何が原因だったのか?

 今大会、ケガで出場できなかった本田圭佑が「ポゼッションできないと判断した時は、迷いなく長身のFW(ジュリッチ)に合わせてくる攻撃は、日本がいちばんが苦手」と分析している。簡単に言うと、ボスニアのパワーに屈し、失点してしまったのが敗因ということだ。それはキャプテンの長谷部誠も感じたようで、「(この後の最終予選で戦う)オーストラリアも大きいチーム。この敗戦を受け止めて、次に向かってやらなくてはいけない」と、ディフェンス陣に苦言を呈している。

 日本代表がパワーのあるFWに弱いのは育成年代からの課題とされているが、サッカージャーナリストの一人は、それ以上の課題をこの試合で感じたという。それは、日本代表を率いるヴァイッド・ハリルホジッチ監督の手腕についてである。

12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|テレビ・エンタメ・お笑い・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

秋ドラマ後半戦! 視聴率、忖度なし全話レビュー更新

『下剋上球児』『ONE DAY』『ブラックファミリア』…最新情報
写真
インタビュー

難関のFP1級を目指すサバンナ八木の夢

 続く物価上昇に給料アップは追いつかず、個人...…
写真
人気連載

ビートたけしは有吉が嫌い!?

 年末恒例の『NHK紅白歌合戦』。今年は、故...…
写真
イチオシ記事

ランジャタイ、その夢のあとさき

 毎年、さまざまなドラマが語られる『M-1』ラストイヤー組。その中でも昨年、注目を集めたのがランジャタイだった。  特に“黒ずくめのおかっぱ”伊藤...…
写真