日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 石原さとみをめぐり、創価学会が内紛

石原さとみ「東京メトロPR番組」で創価学会内の勢力争いが激化!

「初詣で神社にお参りするぐらいは容認している人もいれば、鳥居をくぐったりお守りを持つことも許さないという人もいます。戒律を厳しく守らせようとする考え方が、組織内でも主流になっていますから、そういうところから石原さんの件にも批判が出ているんです。信者のタレントさんは芸能部というグループで仕切られていて、部長は山本リンダさんが務め、久本雅美さんも有力者のひとりですから、彼女らへの批判も出ているほど」(同)

 他宗教との交わりは、本来は破れば「退会処分」になる行為だという。

「かつて信者の田中美奈子さんが、ドラマで教会のシスター役を引き受けたことから猛批判を受け、信者向けに涙ながらの謝罪をしたことがあった」と同学会員。

 仕事だから仕方がないというわけにはいかないようだが、厳しい戒律を守ることを美徳とする主流派に対し、抵抗勢力からは石原を擁護する声も出ているというのだ。

「いま学会は、公明党の動きをめぐって内部が割れています。昨年から安倍(晋三)首相の憲法改正に追従する公明党に対して、一部学会員が反発の声を上げていて、これに対し、学会は除名も辞さない強硬な姿勢を取っているんです。名誉会長の池田大作先生が公式行事を欠席し続けて求心力が落ちていることもあって、主流派を突き上げているような面々は、石原さんの番組出演も『問題なし』として政争の具にしているように見えます」(同)

 ただ、石原の所属事務所にこの件を聞いてみたところ、「仕事とプライベートは別。別に問題はないでしょう」と回答。創価学会広報への問い合わせは、指示された通りの形式に従って質問したが、期日までに返答はないままだった。

「一説には、参議院選挙後の7月から8月末までは組織が夏休みとなっていたので、それに合わせた番組放送だったのではともいわれていますし、もしかしたら石原さんも、仕事と学会との間で、板挟みになっているのかもしれません」(前出学会員)

 石原自身は、映画『シン・ゴジラ』の大ヒットで、女優としての存在感を強めている。今年でデビュー15年とあって、9月1日、自身の公式LINEアカウントで「どの世界も不条理な事や思うようにいかない事は沢山ある」と意味深な言い回しをしながら、「真面目に謙虚に思いやりをもって周りの皆さんと接し、そして向上心を持っていたら必ず前へ進んでいけるんだと分かりました」とコメント。

 表立っては学会について一切触れていない石原だが、その言葉には、穏やかな姿勢でいれば解決できるというニュアンスが含まれているのかもしれない。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

【編集部追記】2016年9月8日14時30分
創価学会広報室への問い合わせ回答につきまして、期日前にメールにて回答をいただいておりましたが、受信できておりませんでした。改めて、公式コメントを掲載させていただきます。このたびは関係者各位にご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます。

以下、問い合わせ回答全文

「仕事上の演出・配役についてコメントは控えます」

最終更新:2016/09/08 16:14
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