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ベテラン海外ドラマライター・幕田千宏の「すごドラ!」

ジャック・バウアーなしで大丈夫!? 人気海外ドラマのスピンオフ3選

 配信サービスの台頭もあり、ドラマシリーズの制作が急増しているアメリカ。クオリティも大幅にアップし、日本にもどんどん新作が上陸する。しかし、これだけドラマが増えると、何から見ていいのかわからなくなるのも正直なところ。そんな時のとっかかりとしてオススメなのが、人気シリーズの兄弟番組や復活版といった、なじみのあるシリーズの新作だ。中には本国放送とほぼ同時に見られるものもある、最新アメリカン・ドラマを3本ご紹介!

YouTube「FOX NETWORKS」より

●『24:レガシー』

 日本で一番有名なテレビシリーズといっても過言ではない『24 -TWENTY FOUR-』。日本中を睡眠不足にした本作の5年ぶりの復活となった『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』がきっかけとなり、全米ではリバイバル・ブームが巻き起こった。その復活版第2弾となるのが、この『24:レガシー』だ。今度の『24』は作品の代名詞でもあるキーファー・サザーランド演じるジャック・バウアーは登場しないという、かなりチャレンジングな1作。

 ジャックのイメージが強烈すぎるため、ジャックなしの『24』で大丈夫なのか!? と思ってしまうが、実は『24』のフォーマットというのは、非常にスピンオフ向きだったりする。本作が成功すれば、“テロとの戦い”というテーマを軸に、今はやりのアンサンブル方式で新たな『24』を制作することも可能になる。

 その試金石ともいえる本作で、ジャックに代わってテロと戦う主人公エリック・カーターを演じるのはコーリー・ホーキンズ。映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』で注目を集め、人気シリーズ『ウォーキング・デッド』にも出演していた期待の新星だ。彼が演じるエリックは、米軍のエリート部隊出身。半年前にイエメンでテロリストの首謀者を殺害したことがきっかけとなり、何者かから命を狙われる。そこからは、もう怒涛の『24』節が炸裂だ。目まぐるしく変わる危機的状況、息つく暇もないスピード感は、本家に負けず劣らず。もちろんスプリット・スクリーンや、あのカウントダウンも健在だ。『24』の人気キャラ、トニー・アルメイダの登場や、CTUとの関わりなど、『24』の世界ともしっかりとリンクしているので、『24』にハマった人なら、やはりこれは見逃せない。なんと本国放送から11時間後に日本で放送されるという最速上陸というのも肝。週1放送なら、睡眠不足の心配もない。

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