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好調キープの『コウノドリ』シーズン2、いよいよ星野源の“ツンデレ”が完全炸裂へ!?

■鴻鳥 vs 四宮

 

 カンファレンスと呼ばれる、医師やスタッフ同士の検討会議では、久保夫妻が妊娠継続し出産を希望する場合、主治医の鴻鳥は28週で出産させるつもりだと発言。これに対し四宮は、早すぎて子どもに障害が出る可能性があると反論、母体の様子を見つつ32週までは引っ張るべきだと主張。2人の意見は完全に対立する。

 生まれてくる子どもの健康を優先する四宮と、母体の治療と両立させたい鴻鳥。鴻鳥の気持ちの裏には、生まれてくる子どもに影響の出そうな治療を拒んで、産後すぐがんで亡くなった、鴻鳥自身の母親への思いがあるはずだ(前シリーズ5話)。

鴻鳥「お母さんのがんの状態は、フタを開けてみないとわからない」

四宮「フタを開けてから、ベビーに重い後遺症が残りました、じゃダメなんだ」

鴻鳥「予想以上にがんが進んでいたらどうする?」

四宮「ベビーに後遺症が予想以上に残ったらどうする?」

鴻鳥「もちろんそれもわかった上で僕は話してる」

 久々に見る鴻鳥と四宮の完全対立。鴻鳥に対してライバルであり親友である(あってほしい)四宮はツンデレが魅力なのだが、新たなシリーズになってからは前シリーズより距離が縮まったのか、やや「ツン」の部分が弱く見え、物足りなかった。久しぶりにがっつりと対立してくれて、後は心置きなく「デレ」を待つばかりだ。

 

■産科 vs 新生児科

 

「我々新生児科は、産科の出した結論に添います。その時は全力でサポートします」と新生児科のベテラン医師・今橋(大森南朋)は言うものの、カンファレンス後の若手同期2人だけの会話で、「(28週で子どもを取り出しても)うちのNICU(新生児集中治療室)なら大丈夫なんじゃない?」という産科医の下屋(松岡茉優)、それに対し「そんな簡単に言うな、信頼してくれるのはうれしいけど、こっち(新生児科=NICUを管轄)に丸投げしないでほしい」と反論する新生児科医の白川(坂口健太郎)、それを受けて「私たち産科は、別にあんたたちに責任を負ってほしいなんて考えてないよ」と返す下屋。産科は出産までが主な担当で、新生児科は生まれた後の(特に疾患や障害がある)子どもの治療が主な担当なので、原作でもこの立場の違いはよく描かれている。

 ちなみにこの産科医の下屋とNICUの白川が、少しいい関係になるのでは? と若干思わせるところもあるのだが、それが同期の友情なのか恋愛なのかはわからない。

 冷静になった白川が最後に言った「結局は子どもに何かあった時に、親がその現実を受け入れられるか受け入れられないかが問題なんだよな……」という言葉が、出産に関わる医師の気持ちを表している。

 

■「出産」女優は毎回実力派揃い

 

 子宮摘出は避けられないと告げられた診察室を出てすぐ、夫(福士誠治)に子どもも産めなくなるのだから離婚していいよと言い出す佐和子。もちろん離婚したいわけではないのだろうが、どうしていいのかわからなくてなってしまった妻としての、女性としての苦悩がよく表れているシーン。

 ここで、NHK朝ドラ『べっぴんさん』でも主人公の友人・君ちゃんとして脇を締めていた土村が魅せる。診察室内で「子どもを産みたい」と涙する芝居も見事で、脚本上目立つ役ということもあるが、それを差し引いても光っていた。

 この女優、芝居のうまさというか、質が黒木華に似ているなと思っていたら、京都造形芸術大学映画学科俳優コースで、黒木の一つ後輩に当たる。しかも、かなり影響を受けたとのことで、どこか納得。

 先週の志田未来もそうだが、このドラマの妊婦役には達者な女優が多く、2年前の前シーズンでも、子どもを捨てる母親の苦悩を鬼気迫る演技で演じた清水富美加(第1話)や、無事産まれたばかりの我が子を、出産と同時に里子に出すため別れを告げねばならない中学生女子の、喜びと後悔の入り混じった非常に複雑な心理状態を見事に演じきった山口まゆ(第5話=神回とされる)などの演技が印象深い。男優の塩顔配役以上に、ゲスト女優の配役もこだわっているようだ。当たり前か。


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