日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 武井壮の“村田諒太批判”の真意

武井壮の“村田諒太批判”その真意は……? 「仲良しの亀田興毅にも、同じことを言え!」の声も

 こう話すのは、ボクシングに詳しいジャーナリストの片岡亮氏。村田がWBAの“2番目”のベルトの決定戦に出ることは、片岡氏が正式発表の約2カ月も前にその動きをキャッチして、夕刊フジで書いていた。しかし、その試合は、まさかの判定負け。

「採点は物議を醸すものでしたが、八百長とまでは言えないもので、結果は覆っていません。でも、WBAは承認料のためだけにベルトを増産しているので、あっさり再戦を認めたんです。こういうのは、熱心なファンは“特別待遇”と見るんですが、村田は一流ボクサーでありながら大のプロボクシング通でもあって、ファンの気持ちがわかるので、リング上でああいう発言をしたんでしょう」(同)

 そうなれば武井の指摘も「もっともだ」となるわけだが、片岡氏は「『喜べない』というのは意地悪すぎる」と反論する。

「ベルトだけにこだわれば、その価値について説明する必要がありますが、村田が名のある有力選手に圧勝したのは事実。これでゴロフキン戦とか本当の頂点を目指せる立ち位置まで来たのですから、喜んで当然ですよ。日本人で、ほかに誰がこんな偉業を達成できるかと」(同)

 一方、武井が亀田興毅と親交を持つことで知られているため、ファンからは「同じことを亀田に言え」という声も聞かれる。3階級で世界チャンピオンになった亀田だが、バンタム級ではWBA“2番目”チャンピオンだった2013年、WBAからスーパーチャンピオンだったアンセルモ・モレノとの統一戦を指示されるや、王座を返上して逃亡したことがあるからだ。当然、この話はファンの大ヒンシュクを買っており、その後にWBAフライ級チャンピオンになった井岡一翔も、スーパーチャンピオンと統一戦をやらなかったことから批判を浴びている。

「亀田も井岡も軽量級で、村田のミドル級よりずっと競争率が低いクラスなのに、スーパー王者と試合をしなかった。村田のミドル級は欧米人の強豪がひしめき合い、ランク15位までに入るのも難しい階級です。エンダム戦の勝利だけでも、十分快挙。レナードとか、時代も違う超大物の名を出して比べるのもナンセンス」(片岡氏)

 武井の理屈で村田の勝利を「喜べない」とするのは、一定の根拠こそ認められるが、村田だけに当てはまる批判ともいえないようだ。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2017/11/01 12:00
12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed