日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > ジャニーズWEST・中間淳太、全国区へ
ズバッと!芸能人

西の櫻井翔あらわる? ジャニーズWEST・中間淳太、全国ブレーク3秒前!

ジャニーズWEST・中間淳太

どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと芸能人」。

 今回取り上げるのは、ジャニーズWESTの中間淳太(なかま・じゅんた)。世間的には『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の出演が知られているが、関西ではその知名度は絶大だ。その理由は『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(朝日放送)への出演にある。

■土曜朝、関西での情報番組戦争

 

 2014年にスタートした同番組は、東野幸治の司会のもと、“正義のミカタ”と呼ばれる各分野の評論家がニュースをわかりやすく教えてくれる情報バラエティ。毎週土曜朝9時30分から放送中だ。

 東京ではこの時間、『王様のブランチ』(TBS系)や『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系)といった番組がオンエアされているが、関西圏では少し硬派な情報番組が多い。『正義の~』のほかに、ハイヒールの2人が司会を務める『あさパラ!』(読売テレビ)、トミーズ司会『せやねん!』(毎日放送)といった番組が並ぶ。2つとも長寿番組だ。

 そんな中にあって、4年前の初回は5.6%(ビデオリサーチ調べ、関西地区/以下同)だった『正義の~』も徐々に浸透。昨年12月の視聴率を調べると、9日は7.0%、16日は6.9%。23日の3時間半SPの第1部は7.3%と、いずれも安定している。

 

■豊富な知識で有識者から驚かれることも

 

 同番組には評論家・宮崎哲弥、政治評論家・伊藤惇夫、軍事評論家・黒井文太郎ら、専門家が勢ぞろい。海原ともこ、ほんこん、時に武井壮やオール巨人といったパネラーも登場。そんな猛者たちがいるスタジオで、中間は、彼らに引けを取らない活躍を見せている。

 1月20日の放送でのこと。就任1年を迎えたトランプ政治に高い評価をつけた“正義のミカタ”モーリー・ロバートソンに対し、「成績が良くても、普段の生活態度が悪い生徒っていたじゃないですか。(トランプは)そういう感じです」と応酬していた。

 また、これは昨年の放送だが、米朝の軍事衝突が懸念される中、この2月に平昌(ピョンチャン)五輪を行う韓国について、「この情勢の中でも『朝鮮有事』が起こらないと思っている人が韓国では半数以上いるということが驚きです。韓国では、米朝関係はどういうふうに報道されているんですか? 言っていることや、やっていることがころころ変わる韓国は、いったいどんな考えがあるんですか?」などと専門家に質問攻めしていた。その姿勢に、かつて宮崎哲弥から「この人、アイドルなんですよね?」と言われたこともあるほどだ。

 こうした政治的教養のバックボーンには、関西学院大学社会学部出身ということと、小4から中3まで約6年間の台湾生活が影響しているだろう。

 今後の展開としては、東野の紹介で『ワイドナショー』(フジテレビ系)のデビューも近いかもしれないし、その豊富な知識で『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)などでも活躍できるだろう。

12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

水原解雇に間に合わなかった週刊誌スクープ

今週の注目記事・1「水原一平“賭博解雇”『疑...…
写真
イチオシ記事

さや香、今年の『M-1』への出場を示唆

 21日、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で「賞レース2本目やっちまった芸人」の完結編が放送された。この企画は、『M-1グランプリ』(同)、『キ...…
写真