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せっかく盛り上がったのに……芳根京子主演『海月姫』が自己最低視聴率更新も、次回に期待大?

フジテレビ系『海月姫』番組公式サイトより

 芳根京子主演のフジ月9ドラマ『海月姫』の第5話が12日、15分拡大で放送され、視聴率は5.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と低迷した。

 初回8.6%で発進し、以後、6.9%、5.9%と降下したが、第4話で7.5%まで回復。第5話では、さらなるアップが期待されたものの、自己最低記録を更新してしまった。

 今話は、同時間帯に、NHK総合で高梨沙羅選手が出場した平昌五輪「スキージャンプ女子ノーマルヒル」(19.6%)、テレビ東京系で高木美帆選手が出場した同「スピードスケート女子1500メートル」(13.0%)が中継されていたため、そのあおりを食ったものと思われる。同日、平均10%を超える『報道ステーション』(テレビ朝日系)が4.4%まで落ち込んだことを思えば、『海月姫』の急降下も致し方なさそうだ。

 第5話は、天水地区再開発により、取り壊しの危機に瀕する「天水館」を救う資金を捻出すべく、蔵之介(瀬戸康史)と月海(芳根)は、クラゲのドレスを作って販売するプランを立てていた。前話で反対していた“尼~ズ”のまやや(内田理央)や、ばんばさん(松井玲奈)も同意。「天水館」で、立ち上げたブランド・ジェリーフィッシュのファッションショーを行うことになった。

 モデルには、蔵之介が見込んだまややが指名され、嫌がる本人を説き伏せた。まややは常に前髪で目元を隠していたが、ついに目を出してメイクを施し、その美貌がやっと露わになる。だが、ショーが始まっても、父・慶一郎(北大路欣也)の議員生活30周年パーティーに行った蔵之介がなかなか帰ってこず。まややがジュースをドレスにこぼすといったハプニングもあったが、ショーはなんとか無事成功。ラストシーンでは、月海に恋心を抱く、蔵之介の弟・修(工藤阿須加)が陰で見ているなか、蔵之介が月海にキスをするというシーンでエンディング。ここから、鯉淵兄弟と月海の三角関係に突入する気配を感じさせた。

 過去最高ともいえる盛り上がりを見せ、ネット上でも「こんなおもしろいドラマ、視聴率が悪いからって、打ち切らないで!」「久々の月9ヒット作。単純におもしろい。月9じゃなかったら、もっと視聴率よかったかも」「こんなに素敵でホロッとするラブコメは久しぶり」「今クールで一番おもしろい。月9をちゃんと欠かさず見てるのは数年ぶり」「今回も堪能できた。まややの見事な変身ぶりがすごかった」といった声が聞かれ、視聴者の満足度はかなり高かったようだ。

 第6話では、新たなキャストとして、ブレーク中の“名脇役”江口のりこが、流暢な関西弁をあやつる縫製会社を営むインド人・ニーシャ役で登場。第5話のラストで出演した、蔵之介の実母・リナ役の若村麻由美も引き続き登場するだけに、次回は視聴率大幅アップの期待も高まるところ。

 だが、次回はNHK総合で「スキージャンプ男子団体」、日本テレビ系では「カーリング女子 日本×スウェーデン」、テレビ朝日系では「スピードスケート女子団体パシュード/同男子500メートル」の五輪中継が裏で放送されるため、再び苦戦が予想される。TBS系では低迷する『ペコジャニ∞!2時間スペシャル』がオンエアされるだけに、『海月姫』と低レベルの争いになる可能性が高そうで、5%割れの危機ともいえそうだ。

「五輪の注目種目の生中継と、ドラマとでは、リアルタイムの視聴率で勝負にならないでしょう。スポーツは結果がわかっていて、後で見てもつまらないけど、ドラマは録画して、後で見ればいいのですから。次回はほかの3局で五輪中継をするわけで苦戦は必至。ただ、録画再生で見る視聴者が増えれば、第7話につながって期待できるのではないでしょうか……」(テレビ誌関係者)

 第5話が5.3%まで落ちたため、全話平均視聴率は6.85%まで下がってしまった。同枠ワーストは2016年1月期『突然ですが、明日結婚します』(西内まりや主演)の平均6.65%で、最低記録更新の可能性も出てきたが、ここから先に巻き返しを図ってくれることを願いたいものだ。
(文=田中七男)

最終更新:2018/02/14 23:00

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