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連続殺人に仮想通貨トラブル……『アンナチュラル』脚本家は予言者なのか?

TBS系『アンナチュラル』番組サイトより

 石原さとみが法医解剖医役を演じるドラマ『アンナチュラル』(TBS系)の第6話が16日に放送され、平均視聴率10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.1ポイントアップとなりました。

 今回は、不自然死究明研究所(通称・UDIラボ)で臨床検査技師として働く東海林夕子(市川実日子)がメインの事件。ある日、高級ジム主催の合コンに参加した東海林は、翌朝、見知らぬベッドで目を覚まし、その隣に外資系商社マン・権田原登(岩永洋昭)の死体が横たわっていることに気づきます。

 パニック状態に陥った東海林は、警察ではなく三澄ミコト(石原さとみ)に連絡。慌てて駆けつけたミコトは、権田原の死因を窒息死と診断します。

 その後、警察の取り調べから解放されたミコトと東海林は、ひとまずUDIラボへ。すると、驚き。中堂系(井浦新)が解剖している遺体が、権田原の友人・細川隆文(三宅克幸)だったのです。しかも、その死因は権田原と同じ窒息死。解剖に参加したミコトは、細川の腕と両耳に発赤症状があることに気づきます。

 さらに、権田原の腕と両耳にも同じ症状があることが発覚。原因は何か。ここでふと東海林は気づきます。赤い腫れがある箇所は、ジムで使用しているバイタルセンサーの装着箇所であることを。それを聞いたミコトは、死因究明の手がかりを求め、センサーを開発したベンチャー企業の社長・岩永充(竹財輝之助)のもとへと向かいます。

 その結果、権田原と細川はともに、死の直前に心拍数が急上昇していたことが判明。と同時に、東海林を重要参考人として警察が捜査に動き出したという情報が入ったため、ミコトはバイタルデータの情報を中堂に伝え、岩永の会社から足早に立ち去ります。

 ミコトから連絡を受けた中堂は、バイタルセンサーにハイパワーのコンデンサが内蔵されていることを発見。権田原と細川は、センサーから発せられた微電流によって頸椎および横隔膜がマヒしたため、窒息死してしまったのです。

 その一方、UDIラボでアルバイトとして働く久部六郎(窪田正孝)は、権田原と細川、岩永にパイロットの立花圭吾(鈴木裕樹)を加えた4人が、学生時代に集団強姦事件を起こしていたという情報をキャッチ。その事件は不起訴処分となったのですが、現在は仮想通貨絡みの詐欺事件で警視庁捜査二課にマークされているというのです。

 以上の事実を知らされたミコトは、岩永が、詐欺事件で稼いだ4億円を独り占めするため、仲間を裏切ったのだと推測。だとすれば、立花の命も危ない。そう気づき、立花が勤務する飛行場へと向かいます。

 ミコトたちが駆けつけた時にはすでに、立花の身体には微電流が流されていました。しかし、応急措置を施してなんとか一命を取り留め、岩永は逮捕。一件落着となりました。

 今回は仮想通貨がらみの事件を背景にするという、なかなかタイムリーな展開となりました。脚本が書かれたのは、昨年の夏頃と思われます。その時からすでに、バブリーな爆騰を続ける仮想通貨に対してリスクを指摘する声はありましたが、NEM流出事件の直後に放送というドンピシャのタイミングとなりました。

 第2話で取り扱った無理心中事件に関しても、昨年10月に発覚した座間9遺体事件を彷彿させるとネット上で話題になりましたから、脚本を担当する野木亜紀子氏にはどこか予言者めいたものを感じてしまいます。

 その野木氏といえば、新垣結衣主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)を担当したことで知られていますが、同作品がヒットする要因ともなった人間関係の機微を描く上手さを、今回のストーリーでも存分に発揮してくれました。


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