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ASKA“覚せい剤共犯”女性と復縁報道も、一部メディアが「完全スルー」したワケとは?

『12』(ユニバーサル・シグマ)

 歌手のASKAが、共に覚せい剤取締法違反で逮捕された元不倫相手の女性と再び半同棲していると写真誌「FRIDAY」(講談社)に報じられたが、この話をNGとして、一切扱わなかったメディアがある。

 一部の情報番組や雑誌では、日ごろ不倫などの芸能ゴシップを積極的に扱っているのに、ASKAの不倫相手との復縁には触れなかったのだ。その理由をNG扱いにしたメディアの関係者が明かした。

「実は2016年にASKAさんが覚せい剤使用の容疑で逮捕されながら嫌疑不十分で不起訴処分となったとき、処分が出る前に犯罪者扱いしていた一部のメディアには、人権派の弁護士が猛抗議してきていて、かなり面倒な話になっていたんです。逮捕された事実に沿って伝えていただけなら問題なかったんですが、ASKAさんの権利を無視するような感じとか、異常者みたいに扱った部分とかがあって、当然、平謝りするしかなかったんです。そんなことがあったから今回、ASKAさんのゴシップに関しては触れないということになったんです」

 思えば、当時のワイドショー番組『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、執行猶予中のASKAと連絡を取っていたという芸能リポーターの井上公造氏が、本人から入手したという未発表曲を無断公開した騒動もあった。これにはASKAが「公造さん、曲流したらダメだって」とクレームを入れ、ファンも激怒。実際、著作物の公表権を侵害する著作権法違反だということが法律の専門家からも指摘されていた。

 また、逮捕される直前に乗車していたタクシー内のドライブレコーダーの映像が、テレビ各局に放送されるという異様な報道もあった。これはフジテレビの番組スタッフがタクシー会社にかなりしつこく提供を求めて入手し、同局の『直撃LIVEグッディ!』ほか、『ミヤネ屋』や『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日系)、『ひるおび!』(TBS系)などで流されたものだった。これには、さすがに視聴者も違和感を覚え、車内映像の無断流出をしたタクシー会社のコンプライアンスが追及され、テレビの放送倫理を問う声も高まった。

「相手が犯罪の容疑者だから何をやっても許されるというような空気でしたからね。ASKAさんがその気なら損害賠償を請求できるのではないかとは当時、思いましたよ。結局、ASKAさんからは訴えられたりはしませんでしたけど、責任者が頭を下げて法的措置を許してもらった経緯もあったので、今回のゴシップについては『借りがあるので』と自制したところがあるんです」(前出メディア関係者)

 もっとも、不倫相手との半同棲に関しては、ASKA本人が復縁を否定。出入りしている仲間のひとりというニュアンスにとどめた。薬物犯罪時のカップルが元サヤになることには一般的に再犯の恐れを高めるものとされるが、実際に再犯しない限り、他者が明確に判断できるものでもなく、そのあたりこの話を伝えたマスコミのトーンもおとなしめだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

最終更新:2018/03/04 08:00
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