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横綱・稀勢の里、夏場所休場で「復帰は難しそう」 「年寄名跡」空き株で引退準備か

日本相撲協会公式インスタグラム(@sumokyokai)より

 いよいよ土俵際まで追い込まれた。引退まで待ったなしだ。東京・両国国技館で13日に初日を迎える大相撲の夏場所を横綱・稀勢の里(31)が休場することとなった。「左大胸筋痛、約1カ月激しい運動を制限する」という診断書を日本相撲協会に提出。稀勢の里は昨年夏場所からついに7場所連続での休場となった。横綱の連続休場は、過去にさかのぼっても貴乃花(現親方)の2001年名古屋場所から02年名古屋場所で休んだ史上ワースト1位に並ぶ不名誉な記録となった。

 相撲関係者は「待望の日本人横綱ということもあり周囲からは『まだまだ大丈夫だ』『もう1場所くらい休んでもいい』なんて甘い声も出ていますが、さすがにここまで来ると横綱という肩書にもキズがついてしまいます。状況からして、完治して以前のような力を発揮することは、もう難しそうです。稀勢の里関自身はすでに、次に出場する場所で進退を懸けると明言しており、次回土俵に立つといわれる7月の名古屋場所ではいよいよ相撲人生の終えんを迎える可能性もありますよ」と声をひそめる。

 崖っぷちの稀勢の里だが、近いうちにくる引退のその時に備えて着々と準備も進めているという。

「稀勢の里はすでにコツコツと貯めたお金で年寄名跡『荒磯』を取得しています。4月には、その年寄名跡を借りていた現熊ケ谷親方(元前頭・玉飛鳥)が名跡の変更を行い空き株となりました。つまり、稀勢の里はいつ引退してもスムーズに襲名できる状況が整ったのです。これが引退の準備なんじゃないのかと、相撲界ではささやかれています」(前出・相撲関係者)

 先を見据えた地ならしに抜かりがない横綱だが、引退となれば、絶大な人気を誇る稀勢の里だけに相撲界にとっても痛手でしかない。なんとか、けがを治して万全の状態で土俵にあがり、横綱相撲を見せてもらいたいものだ。

最終更新:2018/05/11 21:30

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