日刊サイゾー トップ > 社会  > 「意識高い人」は名刺にメアドなし?

もうメアドは過去の産物──「意識高い人」は名刺にメアドを書かない

※イメージ画像

 社会で生きていると、何かと気をつけなくてはならないのが、ルールとマナー。どちらも、常に変化するのが困りもの。最近は、エスカレーターでは片方を開けて乗るルールが、果たしてアリかナシか、今さらながら論争になっている。

 このマナーも普及したのは、ここ30年くらい。最初は「欧米じゃ、こうだぜ」だったのが、普及してしまったというわけだ。

 なんとなく新しいことならば、珍妙な事柄であっても説得力を持って普及してしまう。今日のビジネスシーンにおけるその最先端が「名刺にはメールアドレスは書かない」というものだという。

 洗練された……というか、意識高い人と印象付ける名刺デザインの仕事が多いデザイナーが明かす。

「以前は、大企業の社長なら名刺にメアドを書かない場合が多かったんですが、最近は中小経営者や個人事業主にも、そういう人が増えています」

 名刺にメアドを書かない理由。それは、第一に面倒くささである。実際に、メアドを書くことをやめたという、あるアキバ系企業の社長は言う。

「名刺交換のあとに、メールであいさつのお礼とかもらうじゃないですか。ビジネスならではのバカ丁寧な文章になっているヤツ。あれ、返事するのにも、こっちもちゃんとした文章を書かなくてはいけないから、時間がかかってしょうがないんですよね」

 では、どうやって新たな人とつながるかといえば、まずはFacebookだという。

「友達申請の時に、丁寧にメッセージをくれる人もいますけど、メールみたいじゃないから幾分楽です。でも、本音をいうと、それもいりません。普段はお互いにゆるーく、こんなことしている人なんだなと投稿内容を見て、用があるときに連絡すればいいわけですから」(同)

 SNSであれば、メールのように緻密な文章を書かなくてよいだけ割く時間も少ないという。メールは手紙の延長にあるが、SNSは会話の延長にあるものと考えれば、両者の違いがわかるだろう。

「だいたいの案件は、Facebookで始まり、Facebookでやりとりしています。普段の投稿を見ていると、自分にとって価値のある人かどうかもわかるから便利ですよ」(同)

 メールは手紙を書くより素早く済む。しかし、それよりさらに素早いSNSの利用が当たり前になったことで、メールは過去の産物――用済みの技術になろうとしているのか。

 仕事の効率化には、とても便利だけど、SNSにまで仕事のストレスが混じってくるのはイヤだな……。
(文=是枝了以)

最終更新:2018/05/22 23:00
こんな記事も読まれています
関連キーワード

もうメアドは過去の産物──「意識高い人」は名刺にメアドを書かないのページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

絶対的満足度の至宝店

すべて見る

サイゾーレビューすべて見る

ラジエーションハウス

フジテレビ/月曜21:00~

月9初主演の窪田正孝が天才放射線技師に!

パーフェクトワールド

フジテレビ/火曜21:00~

松坂桃李と山本美月がおくる“王道”ラブストーリー

わたし、定時で帰ります。

TBS/火曜22:00~

吉高由里子が「働き方新時代」のニューヒロインに!

白衣の戦士!

日本テレビ/水曜22:00~

中条あやみ&水川あさみがW主演!

きのう何食べた?

テレビ東京/金曜0:12~

西島秀俊&内野聖陽のオトナBL・節約グルメドラマ

イチオシ企画

【キング・オブ・アウトロー】瓜田純士、かく語りき

“キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士が森羅万象を斬る不定期連載
写真
特集

ピエール瀧、コカインで逮捕!

“名バイプレイヤー”の不祥事に業界激震! NHK大河、出演映画はどうなる!?
写真
人気連載

瓜田純士が見た『麻雀放浪記2020』

“キング・オブ・アウトロー”こと瓜田純士(39...…
写真
ドラマレビュー

『定時で帰ります』仕事エピに共感の声!

吉高由里子主演ドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系)の第1話が4月16日に放送さ...…
写真