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インパルス板倉と袴田吉彦は同じ枠!? 『アメトーーク!』で明かされた、生々しい“類似タレント”事情

 板倉の悲しみのステージは続く。

「昨年のアレ(相方・堤下敦の謹慎処分)から、袴田吉彦さんとかぶったりするんですよ。でも、勉強になりました。あっちの“お騒がせ界”にもピラミッドがあるんだなって。離婚したての人がNGだと僕が呼ばれて、不幸話をするみたいな。『来年はいいことありますように』って神社行くロケにキャスティングされたり」(板倉)

 センスあるコントに定評のあった板倉が、まさか袴田と類似タレントになるとは夢にも思わなかっただろう。

 もっとわかりやすい例もある。今回、パンサーの尾形貴弘とあばれる君も出演しているのだが、この2人は完全に類似タレントだ。大声を出し、汗をかいて頑張る若手枠。それは、当人らも承知のよう。

「バラされた番組のオンエアは、絶対チェックするんですよ。そうすると、あばれる君、サンシャイン池崎、ジャンポケ斉藤(斉藤慎二/ジャングルポケット)、この3人が絶対出てるんですよ。でも、何が違うの!? どこで順番を決めてるの!?」(尾形)

 出川と上島という、わかりやすい例のみではない。今回、この企画で生々しき類似タレントの例が白日の下にさらされた。「若林正恭、中田敦彦、川島明」、「板倉俊之、袴田吉彦」、「パンサー緒方、あばれる君、サンシャイン池崎、ジャンポケ斉藤」。

 特に注目は、「板倉俊之、袴田吉彦」だ。2年前なら、両者は決して同じくくりの中にいなかったはずだから。

 芸能界の情勢に応じ、類似タレントはドンドン変容していく。数年後、あらためてその時点での「類似タレント」を確認するのも面白そうだ。「(仮)バラシ芸人」、今後も定期的に放送してほしい企画の一つである。

(文=寺西ジャジューカ)

 

 

 

最終更新:2018/05/26 16:00
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