『快盗戦隊ルパンレンジャー』#23「ステイタス・ゴールド」

 予告で『料理の鉄人』風の料理対決がフィーチャーされていたので、コメディー回かと思っていたのだが、ノエル(元木聖也)に対して警戒心をむきだしにしていた宵町透真(濱正悟)が、ちょっぴりノエルのことを信頼しはじめる、なかなかグッとくるエピソードだった。

●ノエルはんは人たらしのプロフェッショナルやで!

 料理教室の講師が次々と行方不明になる事件が発生。

 おとり捜査のためパトレンジャーの3人が潜入したものの、料理が下手すぎるため「講師」と認識してもらえなくて、何も起こらず。

 そこでノエルは、ビストロ「ジュレ」で調理を担当するプロの料理人でもあるルパンブルー・透真におとり捜査を依頼する。

 これまでルパレン、パトレンの中では一番、ノエルを信用していない空気を出していた透真が「入手したルパン・コレクションは透真がもらう」という条件付きとはいえ、ノエルとふたりで行動することになる。

 はじめはイヤそうにしていた透真だったが、おとりとはいえ料理に対してはザ・真剣。

 いつになく柔和な表情で真剣に料理をする透真。何の番組を見せられているんだというほどガチの料理シーンが繰り広げた結果、「料理講師」と認識され、人間に変身していたギャングラー怪人・ウシバロック・ザ・ブロウ(CV:竹本英史)にまんまと誘拐されることに成功する。

 しかし、その後のバトルで透真の持つVSビークルが壊れてしまい、快盗チェンジすることができなくなってしまう。

 修理を申し出るノエルだったが、「オレの願いがかかった大事な物を他人に預けるわけにはいかない」と断られてしまう。

 そこでノエルが、透真を信頼させるためにくすぐったのが「プロフェッショナル」としての誇り。透真が料理のプロであるのと同じく、ノエルはルパン・コレクションを扱うプロなのだ。

「壊れたコレクションをそのままにしておくなんてできない。この気持ちも信じてもらえない?」

 いまだに何が目的なのかよく分からないのに、みんなから一定の信用を得ていっているノエル。コレクションを扱うプロであるとともに、人たらしのプロだよ!

 ところで、VSビークルが壊れると変身が解けてしまうって、ものすごい弱点だと思うんだけど……。なぜギャングラーたちはそこを狙っていかない!?

●道場六三郎的な怪人が愛おしいッ!

 今回、そんな「プロフェッショナル」魂を持つキャラクターがもう一体登場していた。ウシバロック・ザ・ブロウだ。

 ……道場六三郎ってことだろうなぁ。

 ギャングラーの新幹部・ライモン率いるライモン軍団の一員で、専属料理人として働いているウシバロック。

「忙しいからこき使える新しいコックが欲しい」ということで、料理講師たちを次々と誘拐していハズなのに、透真との料理対決に敗れ、ライモンから「今日からアイツがメシ係だ」と宣言されると嫉妬心を全開にしてしまう。

「オレはライモンちゃんのために料理を覚えたんだーっ!」

 ……なんちゅうカワイイ怪人なのだ。

 ポーダマンたちと料理に使う食材を運んでいる最中にルパンブルー、ルパンエックスがあらわれた時にも、「お前たち、ちゃんと運んでおけ!」と、バトルよりも食材を優先。

 ポーダマンと一緒だったら、もっと有利に戦えていたろうに……!

 その心、プロフェッショナルなり。

 料理対決時の『ミスター味っ子』的なリアクションといい、ライモンちゃんとギーウィ、ウシバロックの組み合わせはいいチームだったので、ウシバロックが早々にやられちゃったのが悲しい。

12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed