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バラエティ界の高齢化が深刻? 数年後は50歳オーバーだらけのテレビ番組に

ホリプロ オフィシャルサイトより

 60歳で引退をすると掲げてきた明石家さんまが、今年で63歳となった。いまだに衰えを見せておらず絶好調だが、一方で上が詰まっているとの声も。ここ数年バラエティ界はあまりメンバーが変わっておらず、高齢化が進んでいる。

 主要なお笑い芸人たちを挙げていくと、ダウンタウンは2人とも今年で55歳、爆笑問題は太田光が53歳で田中裕二が1月で54歳、さまぁ~ずの2人は今年51歳に、くりぃむしちゅーの2人は今年度末までに48歳となる。全員がアラフィフで、あと数年経過したらアラシックスに突入。それでも上記のコンビたちはさんま同様に人気が衰える様子はなく、アラシックスだらけのバラエティ番組ができるのも時間の問題だ。

 中堅と呼ばれる芸人たちも、一昔前なら大御所と呼ばれる年齢に突入。有吉弘行は44歳で、バナナマンは日村勇紀が46歳、設楽統が45歳に。おぎやはぎは2人とも今年で47歳で、ブラックマヨネーズはコンビ揃って45歳、フットボールアワーも後藤輝基が44歳。あと数年で中堅層はアラフィフだらけになってしまう。

「お笑い界の高齢化はかなり深刻な問題かもしれません。十数年前からバラエティ番組に出演する芸人たちはほぼ固定化されていて、若手は一時的にブレイクしても定着できずに消えていくの繰り返し。同じメンバーがひたすら年を重ねていっているだけという状況です。『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)が始まったのはダウンタウンの2人が30歳の時でこの頃既に2人は大スターでしたが、今の30歳は完全に若手扱い。プライムタイムで30歳前後のタレントが冠番組を持つのは稀で、実際に現在ほとんどのバラエティ番組で40歳以上がMCを務めています」(芸能ライター)

 芸人の高齢化に伴い、既婚者も続出。バラエティに出演している芸人の既婚者比率が激増している。

「この10年の間に結婚した芸人を挙げると、松本人志、大竹一樹、矢部浩之、千原ジュニア、有田哲平、堀内健、田村淳、濱口優、矢作兼、後藤輝基、日村勇紀などがいます。いずれも現在のバラエティ界を代表する芸人たちで、結婚の度に驚きの声が続出しました。さらに子どもができたことによって、トーク番組では子育てネタを耳にする機会も増加。『さまぁ~ず×さまぁ~ず』(テレビ朝日系)では、大竹が息子の話をすることが定番になりつつあります」(同)

 果たしてこのままバラエティ界は高齢化の一途をたどるのだろうか。

最終更新:2018/08/15 15:00
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