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楽屋にツバ、ファンレターを廃棄、スタッフから窃盗……先輩の悪事に忖度する後輩芸人の姿を浮き彫りにした「お笑いおとり捜査」

TKO・木下隆行

 日本ボクシング連盟が揺れている。山根明前会長は、なぜあれほどのモンスターになったか? 「それは周囲の忖度によって増長したから」という声が、関係者の口からはチラホラと聞こえてきた。

 本人の無自覚が最大の責任なのは大前提。それに加えて、「周囲がイエスマンばかりだとリーダーと組織は堕落する」の典型を見た思いである。

■打ち合わせ中に、思いっきり楽屋の床にツバを吐くTKO木下

 8月10日に放送された『くりぃむナンチャラ』(テレビ朝日系)が、くしくもタイムリーなトピックに鋭いメスを入れていた。この日行われたのは、新企画「裸の王様度チェック」である。

 権力を持つと、何をやろうと周囲の人は注意しなくなってしまう。これすなわち、“裸の王様”状態。そんな自分になっていないだろうか? 裸の王様度をチェックすべく芸人が招集され、後輩の前でわざと悪質な問題行動を連発。後輩はキチンと注意するのか? を確認しようという趣旨である。後輩がキチンと注意してくれればセーフ、注意してくれなければ“裸の王様”と化してしまっているということになる。

 まず初めにチェックしたのは、TKOの木下隆行。後輩であるなすなかにしの那須晃行は、木下と共演する番組の打ち合わせのつもりで呼び出された。番組ディレクターが登場し、木下と那須は2人して打ち合わせに臨む。……のだが、木下は打ち合わせを無視。テーブルに足を乗せ、雑誌をペラペラとめくりながら話をまったく聞いていない。ついには、木下は「カァ~、ペッ!」と床にツバを吐いた。

「これ、見逃してくれるのメジャーリーガーくらい」(くりぃむ上田晋也)

 いくらなんでも注意するべきだが、那須は忖度する。「前の仕事が大変だったみたいで……」「普段、こんな方じゃないんです」とディレクターに弁明し、木下を擁護する始末。そして、木下が床に吐いたツバをティッシュで拭いてあげる献身的な那須。木下の裸の王様度はMAXである。

 続いての挑戦者は、品川庄司の庄司智春。後輩役はガリットチュウの熊谷岳大だ。いきなり、庄司がとんでもない。番組に寄せられたファンレターをスタッフに渡されるや、それをそのまま「捨てといて」と熊谷に渡したのだ。

 一度は「開けたほうがいいんじゃないですか?」ととがめた熊谷であったが、庄司からの「読んでも内容一緒だろ。読む人いる?」という圧に屈し、楽屋のゴミ箱に丸ごと廃棄してしまっている。

 ちなみに、庄司と熊谷が挑戦するのはクイズ企画というテイ。スタッフが退出した隙にディレクターの持ち物を盗み見た庄司。そこにはクイズの問題と答えが書いてあった。庄司はテーブル上にあったボールペンを熊谷に握らせた。

「そのまま(本番で)出るから。答えだけメモっとけば……。メモっといて」

 庄司の指示に従い、クイズの答えを記録する不正を働く熊谷。その決定的瞬間に、くりぃむしちゅーは踏み込んだ。有田哲平が熊谷を問い詰める。

有田「(庄司から)指示があったんですか? 監督からの指示が」

熊谷「指示されま……した」

 庄司の裸の王様度もMAXだ。

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