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驚くほどにかっこいい! カズレーザーも憧れる宇宙海賊『コブラ』に学ぶ、小粋なジョークのすすめ

『COBRA1』(メディアファクトリー)

 先日、ジャーナリストの安田純平さんが3年4カ月ぶりに武装勢力から解放され、大きなニュースとなりました。その裏では、非常に高度でタフな交渉が行われていたといわれています。

 ところで、難しい交渉ごとをうまく運ばせるのに、時にはジョークのセンスが有効だといわれますよね。今回は、マンガ界きってのタフネスさとジョークのセンスを感じさせる『コブラ』から、驚くほどにカッコいいジョークを学んでみましょう。

『コブラ』とは、いわずと知れた、1978年から1984年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されていた寺沢武一先生の作品。その後も「スーパージャンプ」(同)や「コミックフラッパー」(KADOKAWA・メディアファクトリー)など掲載誌を変え、不定期に新作エピソードが描かれており、作品自体は完結していません。

 左腕にサイコガンを持つ一匹狼の宇宙海賊・コブラの姿を描くSFマンガで、ジャンプ作品としては異色なアメコミの雰囲気が強く反映された作品です。トレードマークとなる左腕の仕込み銃・サイコガンに加えて、「金髪」「赤い全身タイツ風スーツ」「葉巻」「露出しまくりのアメコミ風美女」などなど、ひと目でコブラとわかるような、アクの強い要素満載の作品です。特にサイコガンについては、至るところで目にしがちです。最近では、マンガ『ポプテピピック』のコラボTシャツに無断でサイコガンが描かれていたことで、ちょっとした炎上騒ぎになっていました。それぐらいサイコガンは、マンガファンの印象に残りやすいアイテムなのです。

 そんなコブラですが、一言でいえば無敵のスーパーマン。驚異的な身体能力とタフさを持つ上に、チートすぎる最強兵器サイコガンがここぞという時に炸裂するため、次々に登場するメチャクチャ強そうな敵が、いともあっさりと倒されていきます。

 あまりにコブラが最強すぎるので、バトルマンガとしてはいささか大味ともいえるのですが、個人的に『コブラ』の真の魅力は、次々と繰り出される「小粋なジョーク」にあると思っています。

 コブラはどんなピンチに陥っても……というか、ピンチに陥れば陥るほど、センスのいい小粋なジョークで、あたかも余裕しゃくしゃくであるかのように振る舞い、ピンチを華麗に脱出します。この姿が実にクール。自分も大人になったら、こんなクールなジョークが言えるようになりたいと、子ども心に思ったものです。

 というわけで、早速今日から使いたい、コブラのハイセンスなジョークを、シーン別にご紹介していきたいと思います。


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