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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 綾瀬はるか&ジェシー熱愛報道の真偽

綾瀬はるか、連ドラ仕事セーブはジェシーとの結婚のため? 相次ぐ熱愛報道の真偽

綾瀬はるか

今週の注目記事・第1位「綾瀬はるか同棲愛 12歳年下トップアイドルと『約束した未来』」(『女性セブン』8/8・15日号)
同・第2位「高校時代に飲酒強要騒動も! 宮田笙子(19)をつぶした体操協会の“大罪”」(『週刊文春』8/1日号)
同・第3位「マイファスHiroと山本舞香の同棲愛撮った!」 (『週刊文春』8/1日号)
同・第4位「兵庫県知事斎藤元彦(46)はなぜ辞めないのか?」(『週刊文春』8/1日号)
同・第5位「徹底調査『ミネラルウォーター』にも潜む“発がん性物質”『PFAS』“主要ブランド”46本に質した全回答」(『週刊新潮』8/1日号)
同・第6位「青森県三沢市 米兵車両が暴走→衝突→民家が爆発炎上! 被害者が告白『米軍から謝罪も賠償もない』」(『FLASH』8/6日号)
同・第7位「44万円ディオールバッグ 9200円で作る絶望工場」(『週刊新潮』8/1日号)
同・第8位「続・独占告白『アラン・ドロン』遺産相続争い必至!?『世紀の二枚目』“日本人妻”が語る『子どもたちとの闘い』」(『週刊新潮』8/1日号)

【巻末付録】現代とポスト、SEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 現代の大特集は「老化の科学」。売り物の記事が「トランプ2・0後の世界と日本」と「石丸伸二の大研究」。

 ポストの大特集が「『悪い歯医者』に騙されない!」。売り物であろう記事は「自民党『総裁選挙』予測」と「日の丸ブランド アシックスがナイキに克つ!」。

 老化と歯医者が悪いとはいわないが、週刊誌ならもっと時代に切り込んでほしいと思うのは、無いものねだりだろうか。

 トランプの記事は、カマラ・ハリスが思いもよらぬ支持率を集め、確トラではないかもしれない。私は、「女性初」というウリがトランプの「Make America Great Again!」に勝つかもしれないと考えているし、その方が大統領選が面白く見られると思うのだが。

 ポストの自民党総裁選など、読者はあまり関心がないのではないか。よほど新鮮な候補でも出てこない限り、石破、河野、加藤では岸田とどっこいどっこい。

 アメリカの大統領選の注目は、トランプとハリスの公開討論会だろう。日本も、実のある公開討論会をどんどんやったらいい。実質的な派閥におんぶにだっこの総裁選では、国民からそっぽを向かれる。

 とまあ、現代とポストに檄を飛ばしたところで、新潮が2回に分けてやっているアラン・ドロンの“日本人事実婚妻”の後編を紹介しよう。

 ドロンには3人の子どもがいる。長男・アントニー、長女・アヌーシュカ、次男・アラン=ファビアンである。

 だが、特にアントニーと彼女、ヒロミとはうまくいってなかったという。

「彼は“自分こそが父親の後継者”との自負が強く、以前からヒロミとは折り合いが悪かった。不仲のきっかけは5年前にドロンが病気で倒れたことで、以来、両者の関係は冷え込んでいったとみられている」(地元紙記者)

 病に倒れた後、アラン・ドロンの身の回りの世話を献身的にしていたヒロミだった。

 だが、次男のファビアンがドロンの愛犬を返したいから取りに来てほしいというメッセージを父親に送り、ヒロミが彼の家に行くと誰もいなかった。

 嫌な予感がして、ドロンと暮らしているドゥシーへ戻ると、敷地の入り口にはクサリが巻き付けてあり、ガードマンもいて、彼女を家に入れなかった。

 彼女が門の外に運び出される光景は、ドロンの子どもたちの誰かがメディアに通報していたらしく、カメラマンたちがその姿を撮って報じたという。

 そして子どもたちから、「父親虐待、窃盗」などで訴えられるのである。もちろん、子どもたちは彼女のことを「父親の妻」などとは認めていなかった。

 彼女ほうからも告訴をして訴訟合戦になったが、今年1月4日、検察は「ヒロミを不起訴にする」という発表をしたのだ。

 ドロンの資産総額は100億円とも400億円ともいわれるそうだ。それを巡る相続争いにヒロミも巻き込まれたというのが真相のようだ。

 そうした子供たちの争いに絶望したのか、ドロンの健康状態は悪化し、ほぼベッドで寝たきりの様である。

 今年の3月24日、ヒロミの誕生日にドロンから電話があったという。彼女はこう話す。

「懸命に声をふり絞るように“僕は独りぼっちなんだよ”と訴えるんです。そして何度も“会いたい、会いたい”と言ってくれました」

 しかし、未だに会えていないようである。

「私はアランと一緒に生きたいと思っただけ。結婚やPACS(性別を問わず共同生活を営むカップルが結ぶ民事契約。裁判所が“内縁関係”に法的なお墨付きを与えるフランス特有の制度=筆者注)を求めたのは、アランとともに生きた証との意味合いもありました。17年間、彼の望んだ通りに仕事を辞めていました。家族、友人、若い頃の夢もすべて犠牲にして、ただ彼が健康で、そして幸せでいられるよう愛し続けただけなんですけどね」

 彼女はそう最後に話したという。

 世界的俳優と日本人女性の愛の日々は、相続が少しでも減ると恐れた子供たちによって壊されてしまったのだろうか。

 彼女は、アラン・ドロンという俳優の私生活のすべてを見て、聞いてきたわけだから、それを本の形で残すことで、自分の人生を振り返り、ドロンとの愛をもう一度蘇らせることができるはずだ。

 アラン・ドロンでも老いる。そんな彼の日常を知りたいと思うのは、私だけではないはずだ。

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