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週刊誌スクープ大賞

長澤まさみも大激怒!? 俳優・高嶋政宏の“変態紳士ぶり”が熱すぎる!「普通の挿入に興味なし」

 今年の3月になると、トルコ在住のウイグル人から「安田氏の釈放に向けた話がしたい」と電話やメールが来たそうだ。だが自費で行くのは無理だったという。

 その当時、ウイグル人の上層部に、「罪のない日本人を拘束し続けていいのか」という強い声があったそうだ。

 水谷氏は、ウイグル人たちの中に、安田氏解放へ向けて動いてくれた人たちがいたと伝えたくて、これを書いたようだ。だが、帰国した安田氏は、ウイグル人を含め拘束した人間たちへの憎悪を彼女に語り、彼女は悲しみを抱いたという。

 様々な人間が人種を超えて協力し合い、その結果、助け出されたということを、安田氏は忘れてはいけないだろう。

 安田氏は、フライデーのインタビューに答えている。帰国して1週間ほどしたころ、警察庁や外務省のテロ対策の職員が病室に来たという。

 5時間もの間話をじっと聞いていた。そして外務省職員がこういったという。

「安田さん、政府は絶対に身代金を払っていません。テロリストに対してカネを払わないのが日本の大原則ですから」

 ただ、そうですかというしかなかったというが、なぜそんなことをいいに行ったのだろう。先の水谷氏の話しにも、日本政府が動いた、身代金の交渉をしたとは出てこない。

 安田氏も、妻からの話として、政府は犯行グループを特定できず、確たる生存情報も持っていなかったようだ。

 ところで、十朱幸代という女優が好きだ。若い頃、小坂一也という弱々しいカントリーソングを歌う歌手と同棲していたときは、なぜこんな奴と、と嫉妬したものだった。

 新潮によれば、75歳になった十朱が『愛し続ける私』(集英社)という自伝本を出したそうだ。そこには、先日亡くなった歌手の西城秀樹のことが、名前は伏せているが、かなり赤裸々に書いてあるそうだ。

 例えばこんな風に。

「彼とは、結婚寸前まで行きました。私が結婚というものに一番近づいたのは、あのときだったように思います。そのころは仕事にも少し余裕が生まれていて、『今なら結婚という選択肢もあるのかもしれない』と思ったのです。実は婚約発表会見を1週間後に準備する、というところまで、行きました。
 それでも、ふたりの周囲には、反対する方がたくさんいました。自分の親、兄弟、彼のご家族の反対を前にしたら、私はそこから先に進めなくなってしまい。
 迷いを振り切っても結婚する、という覚悟が私にないと知って、彼は去って行ったのです」

 障害になったのは年の差だった。秀樹34歳、十朱46歳。秀樹の親は、孫の顔を見たがった。

 それでも2人は、アメリカの西海岸へ逃避行し、10日間ほど水入らずの時間を過ごした。帰りは、マスコミが待ち構えているのに、秀樹は気にせず、堂々と出て来たという。

 私の思い出に残っているシーンがある。90年、クイーンエリザベス2世号が竹芝桟橋かどこかで停泊している時、1泊したことがあった。

 香港から秀樹がその船でディナーショーをやり、最後の夜も彼のショーがあったと記憶している。そこで、十朱の姿を見たと思う。2人の間は知られていたので、船内はかなりその噂で持ちきりだった。

 今回、十朱がここまで書いたのは、新潮によると、秀樹が死んでも、家族がいるために自分のことはマスコミは触れなかった。そうしたことへの悔しさもあって、本を書き、テレビに出て、秀樹との思い出を語っているのではないかといわれているそうである。

 十朱も75か。少し前は、早稲田に住んでいたらしい。時々姿を見かけたが、最近は見ない。一度会って、とっくり話をしてみたいものだ。

 さて、今週一番面白かった記事は、文春の高嶋政宏の「SMは紳士の嗜み」だった。彼は高島忠夫と寿美花代の長男。53になるが、一見、ええとこのお坊ちゃん風である。

 さぞ清廉潔白、いい家庭人だと思っていたが、このほど『変態紳士』(ぶんか社)という本を出したという。

 SMショーを見るのが好きで、それもアナルフェチだそうだ。

「僕は普通の挿入には興味はないんです。僕がただ興味があるのは、クスコ(膣鏡)という医療器具を肛門や膣に差し入れて、開いて見ること」

 事務所の後輩の長澤まさみに、女性用の自慰グッズを仕切りに勧めて、長澤から「やらねえよ!」「うるせえよ!」と怒られても嬉しそうだったという。

 今は緊縛にはまっていて、難しいけどと、嬉しそうに文春の記者に話している。奥さんは縛らないのと聞くと、「吐き気がする」と嫌がられるそうだ。

 趣味を持つことは悪いことではないが、このことが彼の芸域を広げるのか、狭めるのか。

 私も何度か見たことがあるが、あまり気持ちのいいものではなかった。私にはSMの嗜みはないようだ。

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