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常盤貴子主演『グッドワイフ』、評判上々でも視聴率微減……原因は“働く強い女性”が主人公だから!?

文=どらまっ子KOROちゃん

■朝飛先生が愛おしい!

 今回注目すべき人物は、杏子と本採用をかけて争っている朝飛光太郎役の北村です(浅野忠信の息子でドラマ初出演の佐藤緋美にも注目ですが、ここはレギュラー出演者ということで北村を推します)。

 実は朝飛は前の事務所で主に企業訴訟を担当しており、裁判になる前に話し合いで和解することしか経験がないという人物で、なんと今回が初裁判! そのため、ド緊張して裁判に臨んでいるのですが、これが本当にかわいいというか(笑)。やっとことがないのに強がって四苦八苦している姿に、女性層の視聴者から「かわいい!」といった声が殺到。さらに、最後は何事もなかったかのように「おつかれーーっす」とチャラい感じではじけているところにも「こら~」「かわいいから許す!」といった声も上がっており、年上女性視聴者の心をわし掴みしていたようです。

 ですが、その一方で、「父親から認められてない」と告白していて、家庭環境が複雑そうな雰囲気を出しており、その分努力を惜しまずな所もあり、朝飛くんに共感するとの声も。今後、この朝飛に関しては人気が出そうだし、北村にとってもこの役で出世しそうな予感! 今後注目すべき役かもしれません。

■最後のセリフに賞賛の声!

 今回は元親友のママ友の息子が依頼人。ですが、このママ友、実は杏子の夫が逮捕されたときに手のひらを返したように冷たくした人物。正直そんなママ友の息子の弁護なんてしたくないというのが普通ですが、杏子はママ友の息子のためと割り切って弁護します。

 そんな“いい人とすぎる”杏子。神様のような懐の深さですが、なんと最後に今度は杏子が手のひら返し! 今回の件でママ友が「今度ランチ行きましょう、昔みたいに」といったところ、杏子は「口だけでしょ!きっと電話なんてくれない」と一喝。で、このセリフの際、エンディングソングが一瞬小さくなり、ホラーな演出。これには視聴者も驚いたようで「怖い!」との声が殺到していました。ですが、杏子はすぐにママ友に明るく感謝と別れを伝えるんですが、これがまた秀逸! 嫌味なシーンなのに前向きにさせてくれるんです。

 ネットでも放送後には「こういうスッキリさせてくれてる演出いいわ」「ママ友問題あるけど、こういう切り捨てるセリフは痛快!」と主婦層から賞賛の声が殺到しており、評判を再び上げた感じがします。

■視聴率が悪いのは“視聴者層”に問題が?

 評判がいい同ドラマですが、やはり視聴率は振るわず。裏で米倉涼子主演の『疑惑』(テレビ朝日系)が放送されていたのも原因のひとつ。ですが、それ以外にも問題があると思うのです。

 2月3日に配信された「デイリー新潮」の「常盤貴子『グッドワイフ』の視聴率が2ケタ割れ 評判いいのにナゼ数字が取れない?」という記事では、裏番組も関係あるが、常盤にもっと不幸になるべきということと、唐沢寿明の演技が全部一緒なのが問題という風に分析していました。

 ですが、問題はそう難しくないと、筆者は思うのです。

 同ドラマは主婦が弁護士に復帰し奮闘する、という女性向けドラマ。日曜劇場と言えば、これまで多くのヒット作を生み出しましたが、『半沢直樹』『下町ロケット』『陸王』といったサラリーマン向け作品ばかりが目立ちます。その一方、『この世界の片隅に』の視聴率はそれなりによかったですが、あまり話題にならず。

 基本的に、この時間帯はサラリーマンが自宅で缶ビールあおりながら(あくまで筆者の想像です)見ることが多く、主婦は子どもを寝かしつけて、明日の朝の用意をして、と忙しい時間。そう考えると女性向けドラマだと視聴率はあまり良くないのでは、と思うんですが……(ちなみに録画率は毎回9%前後で結構良い数字。リアルタイムの視聴率と合わせると18%前後でした)。正直、夫が浮気して逮捕されて、オマケに嫁を嫁の同僚に取られそうになるというストーリーは男性ウケしないですよね(笑)。

 原作も女性向けで、働く強い女性をテーマにしており、日本版もそこは忠実に描いていますが、このままだと、さらに低い視聴率が出そうな予感。男性層もひきつける日本版オリジナル演出もあってもいいかと思います。

 以上、4話のレビューでした。

 次回は、ロックスターの離婚裁判と、夫のライバル脇坂(吉田鋼太郎)と妻の協議離婚のお話。2つの離婚協議で杏子はどういうファインプレーを見せてくれるのでしょうか。放送を楽しみに待ちましょう!

(どらまっ子KOROちゃん)

最終更新:2019/02/04 23:30
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