“ガイア砲”第3弾が炸裂! レオパレス追及の手を緩めぬテレ東の“本気度”

2019/02/07 22:30

『ガイアの夜明け』番組公式Twitter(@gaia_no_yoake)より

 2月5日放送の『ガイアの夜明け』(テレビ東京)が、賃貸アパート大手「レオパレス21」の告発特集の第3弾を放送。今回も興味深い情報が次々と登場した。

 ネット上では、「壁が薄い」「音漏れがひどい」とネタにされることも多いレオパレス。『ガイアの夜明け』がレオパレスを叩くのは、これで3回目だ。テレビ情報誌のライターが語る。

「『ガイアの夜明け』が初めてレオパレスを取り上げたのは、一昨年の年末のことです。この時はアパートのオーナーを直撃し、家賃保証がまったくのウソであることや、レオパレスからの家賃収入の減額や解約交渉の実態を紹介。同社社長へのインタビューではテレ東が独自入手した内部資料を見せると、社長が言葉に詰まる一幕もありました。2回目となる昨年5月の放送では、アパートの天井に界壁(防火壁)がない物件が存在することを告発。レオパレスは全棟調査を行うと発表しました。そして5日の放送では、前回の放送を受けて約束された全棟調査や補修工事がまったく進んでいないことを告発。さらに、経営陣がその問題について虚偽のコメントをしていることを暴き、13年に行われた公募増資で、社内の問題点を隠して増資を募ったことについては、専門家から違法性を指摘される場面もありました」(テレビ情報誌ライター)

 今回の放送では、シェアハウスなどへの違法融資で揺れるスルガ銀行の問題点も指摘。所詮は自分でまいた種だとはいえ、ビジネスマンを中心として注目度の高い番組で叩かれるのは、企業にとって恐怖以外の何物でもない。

「基本的にこの番組は、業績の良い企業を取り上げるのが常で、“提灯番組”と言われても仕方のないような回もありますが、思い出したかのように牙をむくスタイルは、視聴者から高い評価を得ています。これまでも、アパレルブランドの『セシル・マクビー』が中国人技能実習生を時給400円でこき使っていたことや、『アリさんマークの引越社』のブラックな労働実態を紹介して大きな話題になりましたし、宅配ピザチェーンの『ナポリの窯』特集では、ワンオペでの店舗経営を企業努力と紹介したものの、これが視聴者には否定的に捉えられ、『隠れ告発では?』と、臆測が飛び交うという珍事もありました」(同)

 中でも力を入れているのがレオパレスだが、このままテレ東は振り上げた拳を下ろす気はないのか? 週刊誌の経済記者はこう分析する。

「今回の放送を見れば、誰もレオパレスの物件を借りようとは思わないでしょう。2月と3月はアパートの住民の入れ替わりが一番激しい時期ですから、レオパレスのダメージは間違いなく甚大です。レオパレスに限らず、アパート経営企業はいずれもテレビ局の大スポンサーですが、『ガイアの夜明け』や『カンブリア宮殿』は日本経済新聞が大きく関わっている番組ですから、そういったところからの圧力とは無縁です。ビジネスマンの視聴者が多い同番組の中でも、告発特集は毎回反響が大きいので、テレ東は本気でレオパレスを潰しにかかっているのかもしれません。告発でブラックな会社を潰せば、報道としてはこんな勲章はありませんから」(経済記者)

 とりあえずレオパレスのアパートを借りる際は、屋根裏を覗いてみたほうがよいことだけは確かなようだ。

最終更新:2019/02/07 22:30

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