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『3年A組』化けの皮がはがれた田辺誠一と菅田将暉の演技バトル! 第7話は情報量多すぎ?

■第7話で初めての教師への説教

 高校3年生にとって、「進路」ほど大事なものはない。すべてだと言ってもいい。

 瀬尾雄大(望月歩)と魚住華(富田望生)は武智のおかげで大学のスポーツ推薦が決まっていた。武智が問題を起こせば、自分たちの推薦はなくなる。そうはさせまいと、瀬尾は柊を襲撃した。彼らの襲撃は失敗に終わったが、柊は瀬尾の気持ちを理解した。

柊「お前のゴールはどこだ? スポーツ推薦で大学に入ることか? それとも、大学を卒業しても選手を続けることか?」

瀬尾「知らねえよ。……目の前のことにいっぱいいっぱいで、考えたこともねえよ」

「推薦まであと一歩だった。もうちょい力があれば……。でも、そのわずかな差が天才と凡人の差なんだろうな」と諦めていた矢先、降って湧いたように武智から持ち掛けられた推薦の話。「俺にはこれしかねえんだよ。やっとつかんだチャンスなんだ」と高3生がいっぱいいっぱいになってしまう気持ちは、正直わかる。

柊「お前たちはそれでいい。だが……教師はそうはいかない」

 このドラマは、「犯人探し→説教」という流れがフォーマットとしてある。今回は、まさかの教師に対する説教だった。

 毎年、一定数の生徒を豪翔大学に推薦入学させ、選手の活躍に応じ報酬を受け取っていた武智。1年目で結果を出せなかった生徒への処遇はむごい。強制退部と授業料免除撤回だ。 結果、武智の推薦で入学した生徒の9割は1年目に大学を退学していた。

 武智「俺はただ、見込みのありそうな奴においしい環境を与えてやっただけじゃないか。それの何が悪い! できなければ消される、そんなの当然だろ。生徒がどうなろうと自己責任だ、俺には関係ない! 結果が出ずに辞めた奴のことなんか知るか。商品価値のない奴に用はないんだよ」

柊「生徒は物じゃない! 俺たちが導いてやらなきゃならない、脆くて未完成な人間なんだよ! 3歩先しか見えてない彼らに長いレールを敷いてやる! 未来を信じ、 行く先を案じて、どの道を歩めばそれが彼らにとっての最善なのかを考える。寄り添って一緒に答えを探す! それが、教師の務めだろう」

 生徒はいっぱいいっぱいでいい。でも、教師はそうはいかない。最善のレールを敷いてあげるべき。毎回、柊は説教をしている。いつも当たり前のことばかり言っている。当たり前のことすらわからない者が多いからである。


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