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小室圭さん「カネとコネ」1000万円の支援と二度めの奨学金にバッシング

皇室ネタは年中変わらず大人気だが、中でも秋篠宮眞子さまと小室圭さんの結婚に関する話題はとにかく尽きない。おふたりは婚約延期中だが、眞子さまは今も結婚の意思をお持ちで、妹の佳子さまも応援。両親である秋篠宮さまと紀子さまは頭を抱え、美智子皇后もお怒りになっている、と伝えられている。

 小室圭さんの母・佳代さんの元婚約者である男性が「貸した金400万円を返してほしい」と週刊誌などで主張したことに端を発し、小室母子へのバッシングは延々続いている。小室圭さんは昨夏に3年間の米国留学へ出発し、マスコミから逃れたはずだったが、留学費用をめぐる“カネ”の問題でまだまだ騒ぎはおさまらない。「女性セブン」2019年4月25日号(小学館)は、<独占内幕 眞子さまはご存じか 小室圭さん留学中断危機に「謎の1000万円」奨学金生活の嘘>と題し、今後の見通しを煽っている。

 小室さんは米フォーダム大学ロースクールに留学中。昨年9月から今年5月までLLM(法学修士)コースで学び、今年9月からは2年間のJD(法務博士)コースに進む予定だ。

 一昨年の時点で、母親の元婚約者が要求するおよそ400万円の金を返済していないことから「小室家は金欠のはずだ」との見方が強く、昨年留学することがわかるとその費用のでどころについて週刊誌はやたらめったら詮索した。

 しかしこれは大学側が約200人の留学生のうち1名だけに与える返済不要の「マーティン奨学金」を小室さんにあてたため、心配無用だった。小室さんは年間約6万ドル(約660万円)の授業料を免除され、寮費や航空券代もカバーされたという。

 なぜ小室さんが200分の1に選ばれたのかはわからない。だが複数のメディアが「日本皇室のプリンセスのフィアンセだと小室側が言い張り、騙された大学側が忖度したに違いない」と報じ、その論調がまるで事実かのようになってしまっている。

 そんななか、9月から進む予定のJDコースにはこの奨学金はないため、「今後の学費や生活費はどうするのか!?」と再び、複数のメディアが色めき立っている。今度こそ破綻か……と。

 

 ところが<小室圭さん留学中断危機に「謎の1000万円」奨学金生活の嘘>と煽った「女性セブン」によれば、破綻の心配などやっぱり無用であり、JDコースでも小室さんは学費免除の奨学生に選ばれ、約3万ドルほどを受け取ることが可能になったという。

 ただ、それは学費のすべてをカバーできる額ではないため、今後2年間の留学生活にはプラス1000万円ほどがかかると同誌。これにより「留学中断危機」とされたわけだが、なんのことはない、小室さんはパラリーガルとして働いてきた奥野総合法律事務所から、年間300万円ほどの支援を受けており(帰国したら働いてもらう前提のお金、だという)、金銭的な不安は解消されている。

 つまり、留学中断の危機はすでに回避されており、そこに謎も嘘もないはずだ。「謎の1000万円」は奥野総合法律事務所からの支援であり、この奨学金生活のどこに「嘘」があるのか、理解に苦しむ。

 小室さんが“自腹”を切らず、支援者や奨学金に頼って留学生活を送る、それはまったく正当なことだと思うのだが、これがとことんまで叩かれる現状は、「持たぬ者は貧乏なままでいろ」という途方もない差別意識のあらわれにすら見えるのだ。小室さんが「皇室のコネで入学し、卑しくも他人のカネで学んでいる」という“批判”は批判ですらなく、眞子さまと小室さんの結婚を阻害するためのバッシングに過ぎない。

最終更新:2019/04/12 07:15
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