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『執事 西園寺の名推理2』スーパー執事が安楽椅子探偵となり活躍するも、ゲイの描き方が酷すぎる?

感動の押し売り&テーマが乱立

 今回は西園寺が殺人現場とは別の場所で推理する、いわゆる安楽椅子探偵として活躍する回となりました。そのため、丸山が犯人を言い当てる場面では、西園寺がキッチンでメイドに向かって「醤油をください」と言ったのを、丸山が推理の一部だと勘違いしてそのまま喋ってしまい、容疑者や後輩刑事たちがポカンとするといったコミカルなシチュエーションが生まれ、これまでにない面白みがありました。

 ただ、肝心の事件の背景、といいますか樋川の描き方が杜撰だったように思います。なぜ恵と結婚したのかわかりませんし、真衣に対して思わせぶりな態度を取っていた意味も不明です。世間体を気にしてのカムフラージュ的な説明がありましたが、余命3カ月の男がそんなことする必要があったのでしょうか。

 樋川が死の間際になっても、たとえ崖から突き落とされても天城のことを守るため、腕時計を壊してアリバイを確保してあげたり、川に指輪を流したりと、無償の愛を描こうとする演出に関しては、感動の押し売りといった感が否めませんでした。

 森の中で2人がイチャつくシーンについては、どこかゲイカップルを馬鹿にさえしているように感じたのですが、ここ最近のドラマは何がなんでもLGBT問題を組み入れなきゃいけないという決まり事でもあるんですかね。テーマとして扱っているドラマが乱立しているように思えてなりません。

 今回はストーリー以上に、元・光GENJIの内海が出演したことがネット上では話題になったみたいですね。第3話には佐藤アツヒロが出演していましたし、制作陣に当時のファンがいるのでしょうか。筆者はその世代ではないのでありがたみがわからなかったのですが、それよりも樋川役を演じた柏原を久しぶりに見て、「老けたなぁ~」というのが1番印象的でした。

 次回はいよいよ最終話となるのですが、18年前に亡くなった西園寺の婚約者・山崎美鈴(声:林原めぐみ)の妹・和歌子(観月ありさ)が西園寺と相対するとのことで、スーパー執事の謎のベールに包まれた過去が明らかになる回となるのではないでしょうか。楽しみに待ちたいと思います。

(文=大羽鴨乃)

最終更新:2019/06/14 16:00
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