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“太眉少女”井上咲楽、『ヤバいバル』の虫だけを食べる過酷ロケ完遂で業界からも大注目

井上咲楽公式インスタグラムより

「食料は虫だけ」「伊豆大島を徒歩で一周」──番組内容を聞けば、売れない芸人が挑戦しそうな企画に、ホリプロスカウトキャラバン出身の美少女が挑戦。撮影するスタッフも置き去りにしてゴールを目指す超人ぶりを発揮し、そのド根性ぶりに称賛の声が寄せられている。

 コンプライアンスがうるさい中、過激な企画に挑戦したのはテレビ朝日の深夜番組『陸海空 こんなところでヤバいバル』だ。

『ヤバいバル』というタイトルは、「ヤバいヤツらが、ヤバい場所でヤバいサバイバルに挑む」という内容から来たもの。挑戦した井上咲楽は、2015年のホリプロスカウトキャラバンでソフトバンク賞を受賞してデビューし、バラエティ番組を中心に活動する19歳の女の子だ。

 名前と顔が一致しなくても、「繋がりそうな太い眉毛の子」と聞けばピンとくる方も多いだろう。

 ホリプロスカウトキャラバンは、過去に石原さとみ、綾瀬はるか、深田恭子らを輩出した芸能界最大級のオーディションだが、名門出身の井上に与えられたミッションは過酷だった。

 その指令は、「虫だけを食べて、徒歩で伊豆大島を一周せよ」というもので、食べられる虫の数は、「インスタグラムに写真を投稿し、『いいね』がもらえた数だけ貰える」というもの。プロフィールの趣味の欄に「虫を食べる事」と書く井上だが、ある種の人体実験のようだ。テレビ情報誌の記者がいう。

「井上の挑戦は3週にわたって放送されましたが、初回から驚きの連続でした。雨が降り続ける中、20km以上歩いた井上は、気温6度の中で野宿。『寒くて寝られない』と夜を徹して三原山の絶景ポイントを目指し、到着するとそのまま3時間、芝生の上で熟睡しました。

 そしてその後も虫を食べ続けながら歩みを止めず、毎晩野宿。島を一周することはできませんでしたが、同行するディレクターが完全に音を上げるなか、時間制限ギリギリまで走ってゴールを目指し、4日で91kmを歩きました」(テレビ情報誌記者)

 笑顔を全く絶やさない井上に対し、スタジオの高嶋政宏やバイきんぐ・小峠英二は「スゴい」「プロの姿を見た」と大絶賛。今回の挑戦は業界内でも話題になっているという。バラエティの制作現場の関係者がいう。

「初回が終わった時点で、『井上咲楽、見た?』『あれスゴいよね』と、複数の関係者から同じ話をされました。あれだけ過酷な挑戦なのにネガティブなことをまったく言いませんし、黙りこんでしまうこともないので、画が撮れない心配もありません。プロフィールを見ると、東京マラソンを3時間台で走っており、体力モノでのオファーが一気に殺到するでしょう。ネットの反応も絶賛の嵐ですし、事務所は超大手のホリプロですから、ブレイクは完全に時間の問題だと思います」(制作現場関係者)

 番組自体は同回で一旦終了し、23時台から25時台へと移るが、間違いなく爪痕を残した井上。“太眉少女”がバラエティ番組を席巻することになりそうだ。

最終更新:2019/06/29 09:55
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