フジテレビが使い捨て? 元アイドリング!!!・大川藍の芸能界引退に見る“グループアイドル栄華盛衰”

2019/07/02 23:58

文=日刊サイゾー編集部(@cyzo
大川藍公式インスタグラムより

 アイドルグループ、アイドリング!!!の元メンバーでタレントの大川藍が6月30日、自身のインスタグラムで芸能界引退を報告した。

 大川は15歳でオーディションに合格し、3期生としてアイドリング!!!に加入。2015年のグループ解散後はモデルやタレントとして活動していたが、昨年12月、一般男性との婚約を機に、事務所との契約満了の今年6月での引退を表明。収録済みの媒体を除き、年内をもって芸能活動を停止していた。

「大川はグループ在籍時から、ファッション誌『JJ』(光文社)の専属モデルとして活動しており、売れっ子とは言い難かったアイドリング!!!の中では、比較的メジャーなピン仕事に恵まれたメンバーでした。グループ解散後も『LARME』(徳間書店)や『mina』(主婦の友社)でもモデルを務めたり、ファッションショーに出演したりしていましたが、年を経るごとに活動が先細りする感が拭えませんでした。婚約を機に、先の見えない芸能活動に見切りをつけたのはわからないでもありません」(アイドル誌編集者)

 卒業後のソロ活動がパワーダウンしてしまうのはグループアイドル出身者の常だが、さして売れてもなかったアイドリング!!!の元メンバーならなおさらだ。もっともアイドリング!!!が大ブレークできなかったのは、不運によるところも大きい。06年に、グループと同名の番組『アイドリング!!!』(フジテレビ系)から誕生したアイドルグループだったが、最大の不運は後に国民的アイドルグループへと成長するAKB48が同時期に存在していたことだった。

「彼女たちはフジテレビの肝いりで結成されたアイドルグループだったのにもかかわらず、同局はAKB人気に引っ張られる形で、アイドリング!!!をなおざりにして十分なサポートをしてこなかった。そもそも、フジの紐付きのグループということで他局からテレビ出演を敬遠される一方、かといって『アイドリング!!!』以外の同局の番組へ優先的に出してもらえるわけでもありませんでした。同局の看板歌番組の『FNS歌謡祭』にも、一度も出演したことがなかったほど。フジに使い捨てにされたといっても過言ではありません。そんな中でしぶとく芸能界で生き残ってきたのが菊地亜美であり、最近ブレーク中の朝日奈央であり、そして大川でした」(同)

 一昨年には遠藤舞、谷澤恵里香といった比較的順調なキャリアを重ねているとみられていた元アイドリング!!!メンバーが、相次いで芸能界を引退した。そして、今度は大川である。寂しさと同時に、芸能界の厳しさを感じさせる。

最終更新:2019/07/03 17:39

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