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原作の”ブルマ漫才”はどうした! 劇団ひとり演出『べしゃり暮らし』が大不発のまま終了

劇団ひとり

 視聴者は色んな意味で消化不良だったようだ。

 間宮祥太朗主演のドラマ『べしゃり暮らし』(テレビ朝日系)が9月14日に最終回を迎えた。森田まさひろの人気漫画が原作で、演出を劇団ひとりが務めることで注目を浴びたが、ネット上では「構成が残念」との声が噴出している。

「ドラマは全8話のうち、半分が主人公以外の登場人物メインの話で進むという異例の展開。ようやく間宮メインに戻ったのに最終回だったことで、視聴者は肩透かしを食らいました。おそらく、劇団ひとりは主人公の目を通してさまざまな芸人の生き様を見せることで、視聴者を『芸人リスペクト』させたかったのでしょうが、奏功しませんでしたね」(芸能ライター)

 一方、原作ファンからは“あのシーン”への物足りなさを指摘されている。エンタメ誌ライターが言う。

「最終回では、主人公たちとともに柳ゆり菜と小芝風花が演じる女芸人コンビ・ニップレスが『漫才新人グランプリ』に挑戦しました。原作だと、ニップレスはブルマ姿になってネタを披露する場面があるんです。そのためニップレスが登場して以降、『ま、まさか原作通り……ぶ、ぶ、ブルマかっ!』『劇団ひとりの力量が試される』などと期待が高まっていましたが、結局、ブルマ姿は拝めないまま終了となったため、脱力した人が多かったようです」

『べしゃり暮らし』終了後には、『おっさんずラブ』のシーズン2が告知されている。以前には12話が基本だった連ドラも、最近はテレビ局側が爆死を恐れて8~10話と短くなっているのがトレンド。その分、ヒットすれば続編の可能性が高いだけに、劇団ひとりも「ブルマにさせておけばよかった」と今頃、後悔しているかもしれない。

最終更新:2019/09/18 12:00
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