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窮地を救えるのは、あの歌姫しかいない!?

首里城再建に向け、安室奈美恵の電撃復活ライブが現実味?

安室奈美恵

 10月31日未明に発生した首里城の火災で、多くの沖縄県民の心の支えとなってきた「沖縄のシンボル」は一夜にして灰になった。30年かけて復元された建物とともに、城内に保存されていた文化財の状況についても注目が集まっている。

「首里城には琉球王国時代の絵画や漆器、書跡など1510点の資料が収蔵されていました。このうち、県指定有形文化財になっている3点については無事が確認できていますが、文化財全体の3割近い421点は焼損してしまった」(地元紙記者)

 首里城の地下には琉球王国時代の遺構が埋まっており、焼失した正殿など7棟はそのレプリカだ。世界遺産に登録されているのはこの遺構で、こちらへの火災の影響の度合いに関しても大きな懸念材料となっている。

 ひのきや瓦などの資材、職人の調達も難航しそうな気配だが、再建に向けた何より大きなハードルとなりそうなのが資金面での壁だ。

「首里城を含む首里城公園の整備にかかった総事業費はおよそ260億円とされています。このうち正殿の建設にかかったのが、約73億円。ただし、これはあくまでも建築当時の相場で、資材や作業員の人件費は当時よりもさらに上がっている。地価が高騰する中で、人、モノともに不足がちの現状では、さらなるコスト増が予想される。一方で、沖縄県から首里城の管理を任されていた沖縄美ら島財団が加入していた火災保険の支払限度額は最大70億円。これでは数十億円足りない計算になる」(同)

 再建に向けた資金集めの一環として、一部の県民の間では募金の動きも活発化しており、すでにクラウドファンディングを活用した募金額は11月7日正午までに3億8,000万円を突破しているが、再建費用を賄うには程遠い。関係者の間では、資金集めには求心力と発信力のある「旗振り役」ともいうべき存在が欠かせないとの声も上がっているが、そこで名前が取り沙汰されているのが、沖縄が誇るあの歌姫だ。

「昨年、芸能界を引退した安室奈美恵さんです。安室さんは引退に絡むコンサート開催やCD、グッズ販売などで1,000億円の経済効果をもたらしたとされている。今夏には『引退から1年』という節目で、宜野湾市で安室さんの名前を冠した花火大会が開催されたのですが、ここでも億単位の収益を上げたといわれています。すでに財団側は、首里城再建に向けて安室さんになんらかの協力を仰ごうと水面下で動きだしているとの情報もあります」(県政関係者)

 6日付の琉球新報によれば、5日には地元選出の下地幹郎衆院議員(日本維新の会)が安室に音楽制作を依頼するなどして再建への協力をあおぐよう県に提言、地元政界にも待望論が出始めている。

「首里城がある首里地区は安室さんの地元でもある。生まれ故郷の苦境のために、安室さんが人肌脱ぐというのは十二分にあり得る」(同)

 電撃復活の舞台は整った!?

最終更新:2019/11/07 18:00
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