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半地下のパラサイト家族は存在するのか!? “ヘル朝鮮”があらわす韓国住宅の本当の実態

文=金沢健太(かなざわ・けんた)

イメージ画像/出典:TK-Kurikawa

 ポン・ジュノ監督の韓国映画『パラサイト 半地下の家族』(以下、『パラサイト』)が、第92回米アカデミー賞でアジア映画初となる作品賞に輝いたほか、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4部門を受賞した。日本での興行収入も40億円を突破し、韓国映画として過去最高の興行収入を打ち立てた『私の頭の中の消しゴム』(2004年)の30億円を圧倒している。

 日本では“格差問題”を扱った社会派ドラマとして捉えられているパラサイトだが、韓国メディア元記者は、「韓国ではブラックコメディとしての見方が強い」という。

 「映画では“半地下”が貧困家庭の象徴のように描かれていますが、実際には半地下住宅に暮らす家庭はほとんどいません。確かに半地下住宅は存在します。しかし、一般的に韓国人が想像する半地下住宅は、お金のないひとり暮らしの大学生やホームレス直前の人が住んでいるというイメージです。“ひとりだからこそ住める”のであって、映画で描かれた“家族で住む”というイメージは一般的な認識とはかけ離れています。

 韓国では半地下住宅以外にも、『オクタッパン』と呼ばれる、夏は蒸し風呂で冬は室内で水が凍る屋上に建てられた住宅(屋根部屋)が貧困層の象徴でした。しかし、ドラマ『屋根部屋の猫』(03年)や『屋根部屋のプリンス』(12年)でしょうか、“貧しいけれど身も心も美しい主人公の住まい”として描かれてからは、SOHOのようだと若い人たちの間で人気が出ています」(韓国メディアの元記者)

 世界各国で住宅事情が異なるように、日韓の住宅事情も異なる点が多い。中でも代表的な例が、マンションの形態と賃貸住宅の契約方式だ。まずは、マンションの形態について、東京在住の韓国メディア元記者に話を聞いてみた。

 「韓国人が日本に来てびっくりすることのひとつが、日本のマンションとアパートの違いです。日本では、マンション=高級、アパート=安っぽいというイメージがありますが、韓国でアパートは高層マンション団地を指すので、日韓でイメージするアパート像は正反対なんです。

 団地というと安っぽく聞こえるかもしれませんが、サムソンなどの大企業が開発する高層アパート団地は警備員が常駐するゲートで守られ、プールや公園、図書館まで備えています。住居は100平米超が当たり前でオンドル(床暖房)とサンルームは必須、それにエレベーターは2部屋に1基設置と、ちょっとしたリゾート生活を送ることができるんです。韓国では価格の高低に関係なく高層アパートが多いので、日本で“タワマン”が富裕層の象徴になっていることにも驚きますね」(韓国メディア元記者)

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