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『東京ウォーカー』休刊と『関西』『東海』続刊、ジャニーズJr.の“エリア別対決”で明暗分かれた?

文=日刊サイゾー

『東京ウォーカー』休刊と『関西』『東海』続刊、ジャニーズJr.のエリア別対決で明暗分かれた?の画像1
『東京ウォーカー』(KADAKAWA)2020年4月号

 エリア情報誌『東京ウォーカー』(KADOKAWA)が、6月20日をもって休刊することを発表した。最盛期の1993年には80万部を誇った同誌だが、消費者の行動様式の変化によって30年間の歴史に幕を降ろし、WEBサイト「ウォーカープラス」での情報発信にシフトする。

『東京ウォーカー』と併せて、姉妹誌の『横浜ウォーカー』と『九州ウォーカー』も休刊し、ウェブに移行。その一方で、『関西ウォーカー』と『東海ウォーカー』は発行時期と形態を改めつつ刊行を続けるという。エリアによって明暗が分かれた『ウォーカー』だが、この裏にはジャニーズの“エリア別対決”もあったようだ。

 まずは実際の部数を見てみよう。一般社団法人「日本雑誌協会」のデータによると、2019年1月~3月の発行部数は、上から『関西ウォーカー』41,857部、『東海ウォーカー』38,000部、『横浜ウォーカー』30,667部、『九州ウォーカー』23,667部、『東京ウォーカー』21,000部。つまり、『東京』と『関西』ではおよそ2倍の部数差があったことになる。

 この事態について、ジャニーズに詳しい記者はこう語る。

「近年の雑誌業界の苦戦は言うまでもなく、どこも部数は伸び悩んでいます。そこで生き残りのための救世主となるのがジャニーズタレント。人気グループはもちろん、デビュー前のJr.グループにも根強い固定ファンがいるため、表紙などで取り上げればそこそこ安定した売り上げが見込めます。つい最近も、5月7日発売の『anan』(マガジンハウス)が、ジャニーズJr.内ユニットTravis Japanを表紙にして緊急重版がかかるほど売れていました。『anan』は昨年にも、デビュー前のSixTONESやsnow manを表紙に起用してバカ売れでしたから。
『東京ウォーカー』もご多分に漏れず、SixTONESやsnow man、ジャニーズJr.内ユニット美 少年の那須雄登くんが表紙を飾ったり、SixTONESメンバーで京本政樹さんの息子・京本大我くんが連載コーナーを持っていたりと、ジャニーズ要素を多く取り入れていました」

 それなら、ジャニーズファンの読者層もじゅうぶんに開拓していたように思えるのだが……こんな指摘も。

「“ジャニーズ頼み”の状況にあったのは『関西ウォーカー』と『東海ウォーカー』も同じでした。ただし、『関西』は関西ジャニーズJr.のなにわ男子やAぇ!groupを重用していたり、『東海ウォーカー』は愛知県出身のJr.で次世代エースと呼ばれる浮所飛貴くんを表紙に大抜擢したりと、それぞれご当地色の強いジャニーズタレントを推していたんです。
 そのため、彼らのファンはどこに住んでいようが『関西』や『東海』を買います。都内の大型書店では『東京ウォーカー』の隣に別エリアの最新号が平積みされ、『東京』より圧倒的に売れて再入荷になるなんてこともしばしば。
 つまり、ファンにとっては情報誌というよりアイドル誌の側面も大きかったわけですが、それだけに『関西』と『東海』が生き残ったことは、なにわ男子やAぇ!groupをはじめとする地方のJr.人気が証明されたとも言えます」(前出のジャニーズに詳しい記者)

 もちろん、部数の増減がすべてジャニーズタレントのせいと言い切ることはできないだろうが……。青春時代、デート前に『東京ウォーカー』を熟読してプランを練っていた、なんて淡い思い出のある読者も多いだろうが、同誌の休刊を一番惜しんでいるのはジャニーズファンなのかも知れない。

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最終更新:2020/05/14 12:45

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