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高橋留美子にインスパイアされてる?『七人の秘書』と『めぞん一刻』の意外な関連性

高橋留美子にインスパイアされてる?『七人の秘書』と『めぞん一刻』の意外な関連性の画像1
テレビ朝日『七人の秘書』ウェブサイトより

 ドラマに隠されたちょっとした脚本家の遊び心。それに気づけば、ますます作品に愛着がわくこと請け合いだ。

 12月3日に放送された木村文乃主演のドラマ『七人の秘書』(テレビ朝日系)第7話の平均視聴率が13.9%を記録。依然として高視聴率をキープし、今期の民放連ドラではNo.1ヒットとなっている。

 今作は、同じテレ朝のドル箱ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』を手がけた人気脚本家・中園ミホさんのオリジナル作品。銀行や警視庁、大学病院、都庁を仕切る要人に仕える「秘書」たちが、本業で培ったビジネススキルや極秘情報を駆使して、巨悪を懲らしめるという痛快ストーリーだ。

 そんな『七人の秘書』には『ドクターX』との意外な共通点があるという。テレビ誌ライターが明かす。

「どちらも登場人物の名前に“遊び”を入れていますね。『ドクターX』はゲストとして登場する患者の名前に入っている数字と、放送された話数が一致しているんです。『七人の秘書』も千代、不二子、三和、四朗、五月、七菜、萬と秘書7人が数字つながり。千代の兄が一男で、『六』だけがゲスト出演したリリー・フランキーの六郎だったのが無理やりでしたが(笑)」

 この数字遊び、実は高橋留美子の名作『めぞん一刻』でも使用されている。

「こちらも主要登場人物に0~9の数字が盛り込まれています。実は、中園氏の作品はストーリーは別として、コマ割の仕方とかキャラクター設定の仕方がどことなく留美子ワールドを彷彿とさせると言われていて、確かに、『ハケンの品格』(日本テレビ系)は『らんま1/2』、『anego』(日本テレビ系)は『めぞん一刻』に似た雰囲気がある。高橋氏と同世代の中園氏がインスパイアされている可能性はありそうです」(前出・テレビ誌ライター)

 『七人の秘書』のラスボスとなりそうな岸部一徳演じる財務大臣は「粟田口十三」で「13」。今後、新たな「数字」が出てきたら、そのキャラは重要人物となりそうだ。

最終更新:2020/12/05 20:00
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