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阪神、球団運営の迷走が浮き彫りに…「迫力ない」トレード&戦力外獲得報道の裏事情

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写真/GettyImagesより

 先月末、読売ジャイアンツから金銭トレードで山本泰寛選手の獲得が分かったプロ野球・阪神タイガース。ここにきてトレードや戦力外となった選手の獲得報道が、次々とされているがどうも様子がおかしい。

 山本の後に報じられたのは、千葉ロッテマリーンズに今シーズンの途中から加入した左投手のチェン・ウェインの獲得交渉ネタだ。中日ドラゴンズで活躍後、メジャーリーグに移籍し59勝を記録していたチェン。今年は0勝3敗と勝ち星こそ恵まれなかったものの、防御率は2・42とまずまず。

 プロ野球関係者は「阪神側は、何よりも150キロに届くようなストレートをいまだに、投げられることを高く評価している」と話す。

 このほか、阪神は2013年に福岡ソフトバンクホークスでドラフト1位だった加治屋蓮投手、同年1位だった中日ドラゴンズの鈴木翔太投手の2人を獲得に向けて調査していると報道もあった。いずれも今シーズン終了後、戦力外通告を受けており商談がまとまれば話は進むが、何だか迫力がないメンツばかりだ。

 この状況に別のプロ野球関係者は「すでに阪神球団幹部は、FA補強に消極的な旨を表明しています。実際のところ、コロナ禍で補強予算がかなり抑えられているとの情報があって、他球団のお古ばかりを集めないと何もできない」と事情を明かす。

 さらに「トレードなどをまとめる編成担当は何をやっているんですかね。今回、明らかになっている選手たちのうち、1人くらいは獲得できるでしょうけど、これではトレードの中身よりも実績稼ぎと揶揄されても仕方がない。こんなことは、熱心な阪神ファンなら分かることだろうに。これでリーグ優勝、日本一なんて絵に描いた餅ですよ」と苦笑するが……。

 この球団、どこまで迷走するのだろうか。

最終更新:2020/12/07 00:00
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