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アンジャッシュ渡部、後味悪すぎた“フルボッコ会見”…結局戦犯はだれだ?

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写真/GettyImagesより

 東京・六本木の多目的トイレにおいて女性との不倫が報じられたお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が3日に開いた謝罪会見を巡って、その後、芸能マスコミ関係者が世間から猛バッシングを受けている。

 9日に放送された『バイキングMORE』(フジテレビ系)には、会見に出席した島田薫リポーターが出演。

 渡部の会見以降、「大変、お叱りの言葉などたくさんいただいた」とコメントした上で、「ひとつひとつ自分たちで検証したり、いろんな方にお話を聞いたり。会見はどうあればよかったのか。ここ何日か、考えていた」と話した。

 在京テレビ局制作スタッフは「渡部の会見は素材としてふんだんにある上、使用時間も無制限。ニュースを作るには楽ですが、視聴者からの苦情も来ているようで、上層部が『執拗に放送するな』と非公式に通達がきているほど。それだけ、世間があの会見に関心を寄せている証でもある」と話す。

 とはいえ、今回批判を受けているのは歯切れが悪かった渡部とともに、「我々もガキの使いで来ているわけじゃない」などとまくし立てた芸能マスコミ側にも、その矛先が向けられている。

 この事情について、在阪テレビ局情報番組ディレクターは次のように語る。

「今回、ヤジまがいの声が飛んだのは、煮え切らない渡部の対応にイラついた芸能マスコミの心の叫びみたいなものでした。せっかく会見に出向いてるわけですし、番組で使われるためにも盛り上げるのがリポーターの仕事のはずですからね……。問題は、テレビならば批判が会った部分はカットしたりできるんですが、これらが今、ネットニュースでつぶさに報じられ、ABEMAなどの配信系チャンネルでも完全生中継されるなど、編集の手が入らずそのままスルーで流れてしまう。それでも、会見を盛り上げるためには強めにせめないと、とリポーターは思ってしまったんでしょうね。それが時代にそぐわなくなってきているのも事実ですが……」

 一方で、テレビ側による編集をヘイトする風潮も、特にSNSユーザーの間では根強くある。視聴者が関心あることを放送するのがテレビのひとつではあるが、思いが行き過ぎて結果的に誰ものぞまぬ形になってしまったならば、改める部分が必要だろう。

最終更新:2020/12/11 17:00
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