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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > キスマイ玉森の ”棚ぼた肉体美”

キスマイ玉森『ボス恋』のサービスシーンに視聴者大興奮…”棚ぼた肉体美”が見られたのはアレのおかげ?

『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』公式サイトより

 上白石萌音主演の『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』(TBS系)の第5話が、2月9日に放送された。このドラマでは、Kis-My-Ft2玉森裕太がその柔らかな整った顔立ちを生かした子犬系男子・潤之介を演じていることでも話題だ。以前の玉森はどこかチャラさも感じるルックスだったが、ここ数年は歳を重ねたこともあってか落ち着いた大人の男性というイメージが定着し、ますますファンを増やしている。その玉森が、第5話で鍛えられた腹筋をチラ見せしてくれた。

 玉森がずぶ濡れの服を脱いでセクシーな肉体を披露してくれたのは、第5話の冒頭だった。4話のラストで、土砂降りの雨の中、奈未(上白石)を待っていた潤之介。キスをして、気持ちを通わせた二人は奈未のアパートに行く。濡れた服を着替えるのだが、そのときにさらされた上半身にSNS上は沸き立った。「この筋肉! これがいいんよ! 子犬系男子は脱いだら狼だということを物語っている」「死んだまじ、これ」など、王子のような顔立ちと筋肉のギャップにノックアウトされた声が並ぶ。また腰からチラッと見えたインナーのロゴから、それが玉森自身が長年愛用している「HOLLYWOOD RANCH MARKET(ハリウッドランチマーケット)」のものであることも特定され、ファンは大いに盛り上がっていた。

 そんな話題の“サービスシーン”だが、一部の視聴者からは「韓国ドラマみたい」という声も上がっている。ひと昔前の日本でサービスシーンといえば、『水戸黄門』で由美かおるが演じてきた「かげろうお銀」の入浴シーンなど、視聴者は男性に限っているわけではないに、主に女性の担当だった。いわゆる“お色気担当”のような女性の扱いは日本でも減ってきてはいるが、特に最近の韓国ではほとんどないという。韓国ドラマの世界では、むしろ男性が上半身をさらすシーンのほうが定番化している。しかし、見せたくなる気持ちもわかるほど、韓国の男性俳優には見事な鍛え方をしている人が多い。

 例えば、韓国ドラマをリメイクした『ごめん、愛してる』(TBS系)に出演したイ・スヒョクは、上品な顔立ちからは想像できないほどの細マッチョ。『愛の不時着』(Netflix)で北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョク役を演じたヒョンビンは、作品ごとの肉体改造が素晴らしいと言われており、特に兵役後の筋肉美には目を見張るものがあった。日本でも役作りとしての肉体改造は昔から行われているが、韓国では、それを役の魅力としてしっかり見せている印象があるのだ。

 その点、玉森はジャニーズタレントとして日々トレーニングを重ねていて、ポテンシャルは十分にあった。『ボス恋』で見せてくれた鍛えられた体つきは、顔立ちとのギャップもさることながら、直前まで着ていたもこもこの分厚めセーターとのギャップもあり、ファンでなくても魅力的に映った。今回のシーンが韓国ドラマを参考にしたかどうかは定かでないが、日本のドラマに比べると韓国ドラマの人気が世界的に高いことは事実だ。そこに追従するべく、日本のドラマ制作にも韓流のエッセンスを取り入れているのかもしれない。

■番組情報
火曜ドラマ『オー! マイ・ボス! 恋は別冊で』
TBS系/毎週火曜日22時~
出演:上白石萌音、菜々緒、玉森裕太、間宮祥太朗、久保田紗友、亜生(ミキ)、秋山ゆずき、太田夢莉ほか
脚本:田辺茂範
演出:田中健太、石井康晴、山本剛義
プロデュース:松本明子
音楽:木村秀彬
主題歌:Kis-My-Ft2 「Luv Bias」(avex trax)
公式サイト:https://www.tbs.co.jp/BOSSKOI_tbs/

東海林かな(ドラマライター)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

しょうじかな

最終更新:2021/02/16 16:00
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