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『火曜サプライズ』後番組の『オモウマい店』、ゴールデン枠進出で制作の中京テレビはニンマリ

『火曜サプライズ』後番組の『オモウマい店』、ゴールデン枠進出で制作の中京テレビはニンマリの画像1
中京テレビ『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』公式サイトより

 日本テレビ系の人気バラエティー番組『火曜サプライズ』が23日の放送をもって、惜しまれながら終了した。代わって、4月13日から、グルメ番組『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』がスタートする。MCはヒロミ、進行はバイきんぐ・小峠英二が務める。

『火曜サプライズ』は今でも2ケタの高視聴率を獲っているが、コロナ禍で“売り”だったアポなしロケができなくなったり、出演タレントが多くギャラ総額が高かった点などが打ち切りの背景にあったとされる。

『オモウマい店』の前身は、2019年8月と20年5月にスペシャルで放送された『ウマい!安い!おもしろい!全日本びっくり仰店グランプリ』で、両回とも高い視聴率をマークしていたことを日テレが評価した格好。全国のオモてなしすぎ、オモシロくてウマい店をグルメバカなスタッフが日本中を捜索し、見つけた店を紹介する内容となる。

 ここで注目されるのは、同番組を制作するのが、名古屋圏の系列局・中京テレビである点だ。同局制作の番組が日テレのゴールデン帯のレギュラーに進出するのは実に14年ぶりだという。

 日テレがプライム帯で放送している番組の中で、系列の関西圏・読売テレビが制作しているものは『秘密のケンミンSHOW極』『ダウンタウンDX』があるが、中京テレビの制作番組となると異例だ。

「日テレは、『火サプ』後番組の条件として、『制作コストが削減できて、数字が獲れる番組』というのを掲げたようです。それにマッチしたのが、スペシャルで結果を残していた『オモウマい店』です。ヒロミのギャラは安くはありませんが、出演タレントを最小限にして、可能な限り、ロケはスタッフでまかなうなどの工夫でコスト削減に努めるようです」(芸能ライター)

 晴れて、日テレが全国ネットのゴールデンで放送するレギュラー番組をもつことになった中京テレビだが、局内には歓喜の声が挙がっているようだ。

「中京テレビ制作で日テレでもオンエアしている番組は『それって!? 実際どうなの課』『オードリーさん、ぜひ会ってほしい人がいるんです。』などがありますが、いずれも深夜枠。ゴールデンのレギュラーは14年ぶりと言いますから快挙ですよね。これによって、中京テレビのブランド力が高まるし、なにより『オモウマい店』のCM広告料は、名古屋ローカル番組の数倍になりますから、ニンマリでしょう。この番組がきっかけで営業もしやすくなるはず」(同)

 名古屋発信で、在京キー局で放送している番組といえば、CBCテレビが制作する『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(TBS系)がある。同番組は視聴率も好調で、3月からは大阪・MBSでもオンエアを始め、ネット局が続々と増えている。『ゴゴスマ』や『オモウマい店』に続けとばかりに、今後、名古屋圏の系列局の制作番組がドンドン在京キー局で放送される時代に突入するかもしれない。

最終更新:2021/03/25 14:00
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