乃木坂・山下と日向坂・加藤競演も“無風”…『ラヴィット!』の残された救世主は平手友梨奈?

　実現すれば視聴率回復の起爆剤になりそうだが……。

　3月29日のスタート以来、苦戦の続く朝の情報番組『ラヴィット!』(TBS系)だが、4月27日から6日連続で視聴率のダウンがなく、上昇傾向にあるという。

　明るい兆しが見えてきているとはいえ、初回の平均視聴率2.7%を上回ったのは1度だけと、まだまだ楽観できる状態ではない。

「5月4日には乃木坂46・山下美月が出演し、レギュラー出演している日向坂46・加藤史帆との姉妹グループセンター競演が実現しました。プライベートでも仲のいい2人が、お互いのグループポーズを交換し合ったことなどがファンの間で注目を浴び、放送中にはツイッターでそれぞれの名前や番組名がトレンド入りする大反響となりました。しかし、ふたを開けてみれば視聴率は2.5%で前日と同じ。翌5日は2.6%でしたからほぼ無風だったといっていい。新たな視聴者を掘り起こせると期待した番組スタッフは、かなり落胆していたようです」(テレビ誌ライター)

　今やゲスト頼みとなっている『ラヴィット!』だが、山下以上に出演が期待されている女優がいるという。

「元欅坂46の平手友梨奈です。彼女は現在、同局の日曜劇場『ドラゴン桜』の生徒役として出演中。5月2日放送の第2話では、バドミントンシーンでの美脚ぶりが話題を呼んだものでした。同ドラマといえば、4月には主演の阿部寛と長澤まさみが『ラヴィット!』に登場したほか、他の生徒役のKing & Prince・高橋海人、加藤清史郎、南沙良が番宣に稼働しているのに平手だけはまったく姿を見せていないのも、最終回に向けたラストスパートでの切り札として取っておかれている可能性があります。日向坂46は元はけやき坂46という欅坂46のアンダーグループ。加藤との競演は山下とは別の意味で盛り上がるでしょうね」(エンタメ誌ライター)

　本来は自局の番宣を担う情報番組だが、『ラヴィット!』が生き残るためには、ゲストに“番宣”してもらうしかなさそうだ。

大沢野八千代（ジャーナリスト）

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ