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アミューズ大激怒! 「吉沢亮のサイン色紙当たる」キャンペーンに異例の警告を出したワケ

吉沢亮&STAFF公式Twitterより

 人気俳優・吉沢亮のスタッフ公式Twitterアカウントが12日、異例の注意喚起を行い、ファンをざわつかせている。

 同アカウントは、「吉沢亮の(直筆)サイン色紙が当たる!というTwitter等SNS上の媒体がありますが、公開&発売時以外でそのようなサインを書くことはありません」とファンに向けて注意喚起。さらに、「過去の取材時のサインを『キャンペーン』として利用されることに関し、ファンの皆様を混乱させる行為であり、当社としては遺憾に思っております」と、名指しこそしなかったものの、この“キャンペーン”を行っている媒体に対して警告をするような姿勢を見せている。

 これにファンからは「注意喚起ありがとうございます」「最近たくさん見かけるので心配していました」と反応する声がある一方、端的な説明のため、「どういうこと?」「ニセモノがあるってこと?」など状況が呑み込めず、混乱している人も出ているようだ。

「ピンときているファンのほうが多いようですが、これはおそらくC社に向けた警告ですね。同社が発行していたエンタメ誌などの過去の在庫を同社運営のオンラインショップで売り出しているのですが、最近になって“読者サービス”と称して、過去に取材した際にタレントに書いてもらったサイン色紙を抽選で1名にプレゼントすると打ち出し、SNS上でちょっとした話題になっているんです」(エンタメ誌編集者)

 吉沢の所属事務所であるアミューズは、なぜこれに「当社としては遺憾」の意を表明したのだろうか。

「アミューズ側の説明にもあるとおり、通常、こういったプレゼントキャンペーンは掲載誌の発売時、ウェブ記事だと公開時、あるいは出演作品の公開・放送時などに合わせ、プロモーションのため行われるもの。しかし、同社のエンタメ誌は2017年には発行されなくなっており、サインも4年以上前の取材で書いてもらったもののはず。それを今になって事務所に無断で利用するというのはマナー違反としか言いようがない。さらに、今これを放出できるということは、余分にサインをもらって温存していたか、当時やっていたキャンペーンで当選者に送っていなかった疑いも出てくる」(同上)

 同誌は数々のトラブルも噂されていたという。

「次号のお知らせまで出ていたのですが、これが発売されず、お知らせなどもないまま実質的な休刊状態に。最後のほうの号は大幅な“配送遅延”が起こったのに加え、年間購読者からは“返金対応もなく、問い合わせしても返答がない”といったトラブルも報告されています。スタッフへのギャラ未払いなどの噂もあり、あまりいい話は聞かない。アミューズ所属タレントの連載もあったほど事務所との関係は良好だったはずですが、こうした休刊をめぐるトラブルもあって、余計に今回の件は無視できなかったのでは」(同上)

 さらに、眉をひそめているのは吉沢亮のスタッフだけではないようだ。

「今回は吉沢亮のスタッフアカウントからの発信でしたが、吉沢だけでなく、佐藤健、三浦春馬、神木隆之介、小関裕太らの名前も使われていて、佐藤健の“キャンペーン”なんて昨年の秋からずっと続いているんですよ……。アミューズは怒り心頭でしょうね。さらにアミューズ所属に限らず、横浜流星、北村匠海、町田啓太、志尊淳、千葉雄大など数々の売れっ子のサイン色紙が『当たる』とされています。他の事務所も動き出すかもしれません」(同上)

 今回の“警告”だけで事態が収拾に向かえばよいのだが……。

宇原翼(ライター)

雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。

うはらつばさ

最終更新:2021/05/13 11:00
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