「おや？ ペヤング神の様子がなんか変だぞ?? まさか…」ペヤングの最新“平和系”商品3品！

甘い酸辣ソースとマヨのマリアージュ！「ペヤング マヨ酸辣やきそば」

　続いては、「ペヤング マヨ酸辣やきそば」193円（税別）。マヨネーズと酸辣味を組み合わせたペヤングオリジナルの味です。マヨネーズはカップ焼そばでよく使われ、酸辣味も酸辣湯麺やスープなどでおなじみの味ですが、両者を組み合わせた商品は見たことがありません。

　ペヤングは過去に「超超超大盛GIGAMAX マヨネーズMAX」という50gもの大量マヨネーズが入った商品や、「酸辣MAX」という強烈な酸味の商品を発売していたことがあり、どちらもそれはそれはペヤングらしい、攻撃力の高い商品でした。今回の「マヨ酸辣」は真面目そうな創作商品に見えるものの、一抹の恐怖心は拭いきれません。

　酸辣味のソースに、多めのマヨネーズが合わせられています。ソースは覚悟したような強烈な酸味はなく、辛さもおとなしめ。いつものペヤングのような攻撃的な味ではありません。酸味や辛味より目立つのは、他の酸辣湯系の商品では感じたことのない強力な甘さ。甘い酸辣ソースという、これだけでかなり独特な味となっています。

　甘みの強い酸辣ソースは強いとろみがついており、まるであんかけのよう。カップ焼そばでは甘めのソースとマヨの組み合わせは鉄板の味ですが、この酸辣ソースも強い甘みでマヨとの相性が図られています。

「マヨ酸辣」というペヤングによる完全創作ながら、拍子抜けするほどまともな味で驚きました。先ほどの「たっぷりメンマ」の意味不明な辛さとは打って変わって、散々ビビらせてからのまともな味で逆に驚き。

　酸辣湯の具といえばかきたまで、チンゲン菜が合わせられることも多いですが、今回入っているのはニラと挽肉。酸辣湯の具というよりは、台湾ラーメンや宮崎辛麺の要素を加えた印象を受けました。酸辣っぽくはないですが、具だくさんなのは好感が持てます。