トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 徳光和夫、女性蔑視発言でタレント生命の危機

徳光和夫「AKBを妊娠させられる」発言でタレント生命の危機! テレビ局に善後策を相談か

徳光和夫

 もうテレビに出演してはいけない人なのかもしれない。

 フリーアナウンサーの徳光和夫が80歳にして絶賛大炎上だ。火元となったのは、浅草キッド・水道橋博士のYouTubeチャンネル「水道橋博士の異常な対談」で10月30日に配信された動画だった。

「ゲスト出演した徳光は、長嶋茂雄や故・美空ひばりさんとの交流を語った流れで、過去に共演NGだったこともある明石家さんまの話題に突入しました。その際、徳光が『この間(さんまさんに)お目にかかった時も本当に若々しかったですね。まだ、AKBの1人や2人は妊娠させられますよ』と語ったのです。水道橋博士やスタッフも笑っていたのですが、度を越したセクハラ発言だとして大炎上することに。後日、博士は謝罪し、該当部分は11月8日までに削除されました」(芸能ライター)

 徳光の失言癖は以前からたびたび指摘されているが、以前にはダウンタウン・松本人志が『ワイドナショー』(フジテレビ系)にて、NGT48山口真帆への暴行事件の話題で「運営」を批判した指原莉乃に対し、「それはお得意の体を使って…」などと茶化そうとして炎上した例もあり、80歳だから許されるというものでもない。ましてや、8年にわたって『AKB総選挙』で司会を務めた徳光の発言なだけに、ネット上では「何で“AKB”と具体的に名前を出すのか」「AKB総選挙の司会をやってた人かと思うとさらにキモい」「女性をまるでただの道具かのように……」との批判が殺到している。

「AKBファンの中には、運営やレコード会社に対して抗議するよう要求したり、徳光が出演する『路線バスで寄り道の旅』を放送するテレビ朝日に降板を求める人もいるようです。徳光は“さんまがすごい”と言いたかったのでしょうが、女性を妊娠させることが男の勲章というような考えが完全にアウト。また、『妊娠させる』という表現にも違和感を覚えたという女性も多く、今回の一件は『セクハラ』の一言で済まない可能性が高い」(芸能関係者)

 この状況に頭を抱えているのが徳光の所属事務所だ。

「テレビ局の編成に事務所関係者が善後策を相談しに来ていたそうです。その際に飛び出したのが、認知症を公言している蛭子能収のように、“ボケが入ってきている”との言い訳でごまかすという案。とはいえ、すでに『てへッ』みたいなノリが通用するような状況ではないだけに、このままだとタレント生命の危機に陥るのではないか」(広告代理店関係者)

 徳光は8月の『24時間テレビ』(日本テレビ系)でも、「10年後の自分」に手紙を書いた東京五輪レスリング金メダリストの須崎優衣選手に対し、「結婚されてお子さんが誕生したら、ぜひあなたのレスリング、あなたの生き方を教えてあげてください!」と発言し、“女性は結婚し、出産してしかるべき”という価値観の押し付けだとして批判された。

 これと似たようなケースでは、当時、東京五輪の組織委員会会長だった森喜朗氏がJOC臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」などと発言したことが大炎上し、職を辞している。また、野球評論家の張本勲氏は『サンデーモーニング』(TBS系)で、東京五輪ボクシングの金メダリストの入江聖奈選手に「女性でも殴り合い好きな人がいるんだ」「嫁入り前のお嬢ちゃんが顔を殴り合ってね」と言い放ち、謝罪に追い込まれたケースもある。

 今回の徳光の失言を見て、テレビ界では、何が問題かわかっていない“旧世代”に対する警戒が一層強まりそうだ。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2021/11/13 17:00
ページ上部へ戻る

配給映画