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桝太一アナを日テレが「破格のギャラ」で『バンキシャ』続投させた“真の理由”とは?

文=大沢野八千代(おおさわの・やちよ)

桝太一アナを日テレが「破格のギャラ」で『バンキシャ』続投させた“真の理由”とは?の画像
桝太一アナウンサー公式Instagramより

 1月23日、日本テレビの桝太一アナが3月いっぱいで同局を退社することを発表した。4月からは同志社大学ハリス理化学研究所で専任研究所員(助教)を務めるという。

 2016年には「好きな男性アナウンサーランキング」(オリコン)で5年連続1位を獲得し、殿堂入りした人気アナが退社を決めたことに、局内では衝撃が走ったという。

「桝アナは、東京大学農学部を卒業し、修士課程まで出た後にアナウンサーになった経歴の持ち主。最近は雑誌『現代化学』(東京化学同人)の中で、様々な科学者とのインタビュー記事を掲載するなど、“科学を社会にわかりやすく伝える”というサイエンスコミュニケーションの分野に非常に関心が深いことはわかっていました。3年前から準備を進めており、博士号を取得した後は留学したいという思いもあるようで、昨年3月に退社を決意。総合司会を務めていた『ZIP!』の後釜に水卜麻美アナをプッシュするなど、“身辺整理”を進めていた。局としては将来、池上彰氏のようなジャーナリストに育てたい思いもあり、強く慰留しましたが、桝アナがフリー転身ではなく、科学の世界に身を投じる決意を固めていたことから、了承せざるを得なかった」(日本テレビ関係者)

 しかし、ことは1人の局員の退社ということだけでは済まなくなる可能性もありそうだという。

「ひと昔前に比べ、テレビ局の給料水準は大きく下がっていますが、民放の中でも日テレ社員はかなり抑えられているほう。しかし、それは一般社員の話で、実力のあるクリエイターや水卜アナといったエース級にはインセンティブが支払われ、年収は2000~3000万円と見られる。桝アナも高給取りの1人でしたが、その待遇をあっさり捨ててまでテレビに見切りをつけた姿を見て、一般社員の間でも『もうテレビはヤバイ』『テレビに未来はない』との動揺が広がっています。最近ではフジテレビの人材流出が話題になっていますが、実は日テレも20~30代の若手の退社が増えている。桝アナの退社が引き金となり、その流れが加速していくかもしれません」(テレビ関係者)

 日本テレビを退社する桝アナだが、現在メインキャスターを務めている『真相報道バンキシャ!』の出演だけはなぜか継続する。

「退社の意向を聞いた日テレの小杉善信副会長が、大慌てで引き留めに動いたようです。フリーになるならいざ知らず、テレビの世界から離れるというのであれば、それに追随して雪崩のように社員が辞めていくことも考えられますからね。小杉副会長の裁量で、一番組の出演だけで日テレ時代の年収と同水準のギャラを提示され、桝アナも日曜の番組なら授業もなく対応できるということで、しばらくは研究者とアナウンサーの二刀流になることを決めたようです」(前出・日本テレビ関係者)

 水卜アナは『ZIP!』の中で「はっきり言って自慢の先輩なので、背中を追いかけていきたい」と祝福したが、桝アナの決断は後輩たちにどんな影響を与えるのか。

大沢野八千代(おおさわの・やちよ)

大沢野八千代(おおさわの・やちよ)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

最終更新:2022/01/31 07:00

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