日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル  > 『乃木中』矢久保美緒、覚醒の予感!!
「さくちゃ〜ん♡」がかわいすぎた

『乃木坂工事中』矢久保美緒、溢れ出る遠藤さくらへの愛 “ジブリキャラ”で覚醒の予感?

和田まあやとの同級生対決で弓木奈於が迷言連発!

 5試合目はこれまでバラエティで爪痕を残してきた弓木奈於と和田まあやの同級生対決。グループ内では1期生と4期生という関係だが、お互いタメ口で話したりと、変わらず仲のよいことでも知られており、加えてクレイジーな2人でもある。過去に他番組では共演しているものの、『乃木中』でこの組み合わせが見られるとは思っていなかったので素直に嬉しかった。

 ところで、弓木といえば、先日放送された『乃木坂46時間TV』の「表題曲ランキングTOP 10」を発表するコーナーで「生田絵梨花さんはまだご存命…」と迷言を披露し、バナナマンから盛大なツッコミを受けたり、「乃木坂電視台」でも“弓木奈於のシンデレラチャレンジ”と題したツッコミどころがありまくりな企画に挑戦したりと、「弓木ワールド」と称される独特な世界観でファンの心を釘付けにしていたのが記憶に新しい。そんな弓木が今回も大暴れ!

 褒める企画にも関わらず、弓木は「なんでだ!? こんなに卵形」「髪の毛がすっごく長くなったり、短くなったり自由自在」と迷言を連発し、スタジオを爆笑の渦に包んでいた。これを素でやっているのか、はたまた計算でやっているのか読めないあたりが、弓木の末恐ろしいところである。あのバナナマンすらも圧倒してしまうんだから本当に弓木のポテンシャルは計り知れない。

 近頃はバナナマンも弓木のポテンシャルに気づいたようで、積極的に絡みにいっている印象もある。引き続きバナナマンと弓木の絡みには注目したい。

遠藤さくらへの愛が尋常ではない矢久保美緒

 前編の最終対決は矢久保美緒と遠藤さくらによる対決。矢久保が遠藤のことを好きなのは知られているが、その熱量が尋常ではないのだ。『乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)でも突撃レポーターだった矢久保は、歌唱を控える遠藤を覗き見し、まるでファンのようにはしゃいだりと、こちらが恐縮してしまうほどの愛を遠藤に向けていた。

 今回の対決でも登場してすぐに「さくちゃん大好き」と一言。対決でも「さくちゃ~ん」「かわいくて大好き」と無邪気な姿を見せる矢久保からは遠藤への抑えきれない愛が伝わってきた。宮崎駿作品に登場するキャラクターのように振る舞う矢久保に対し、「宮崎抜いて!」とバナナマンの2人からは猛ツッコミ。“ジブリキャラ”という矢久保の新たなキャラクターが誕生した瞬間だった。これにはバナナマンの設楽も「矢久保いいね~」と絶賛! 筆者も矢久保が『乃木中』でここまで振り切ってくれるとは思ってもいなかったのでびっくり。

 今回の放送のMVPは間違いなく矢久保だろう。矢久保の人懐っこいキャラクターはファンならば知っているものの、なかなかそこにスポットライトが当たってこなかった。今回の放送で矢久保の天真爛漫な魅力が広く知れ渡ったのではないだろうか。また、遠藤との対決をセッティングして、矢久保の魅力を引き出してくれたスタッフさんにも拍手を送りたい! 4期生の個性が知られていくのは良い流れだし、これから他の4期生メンバーも積極的に個性を出していってほしい。

「これぞ乃木坂46!」と言えるほっこりとする企画に終始笑顔の絶えない30分だった。予告を見る限りでは、後編も名勝負が繰り広げられる予感。

川崎 龍也(アイドルライター)

2019年よりフリーライターとして活動しつつ、現在は都内にあるWEBメディアでも勤務。主にアイドルのコラムやインタビュー記事を書いています。noteでは毎週アイドルの楽曲レビューを更新中です。

Twitter:@ryuya_s04

note

かわさきりゅうや

最終更新:2022/03/06 21:00
12
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed
特集

【4月開始の春ドラマ】放送日、視聴率・裏事情・忖度なしレビュー!

月9、日曜劇場、木曜劇場…スタート日一覧、最新情報公開中!
写真
インタビュー

『マツコの知らない世界』出演裏話

1月23日放送の『マツコの知らない世界』(T...…
写真
人気連載

『24時間テレビ』強行放送の日テレに反省の色ナシ

「愛は地球を救う」のキャッチフレーズで197...…
写真
イチオシ記事

バナナマン・設楽が語った「売れ方」の話

 ウエストランド・井口浩之ととろサーモン・久保田かずのぶというお笑い界きっての毒舌芸人2人によるトーク番組『耳の穴かっぽじって聞け!』(テレビ朝日...…
写真