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木村拓哉の新ドラマ「初回ワースト視聴率」記録もメディアは無理やりヨイショ! 反響を呼んだ場面は皮肉にも…

文=大沢野八千代(おおさわの・やちよ)

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木村拓哉(写真/Getty Images)

 御用メディアによる不自然なアゲ記事が、逆にジャニーズサイドの焦りを表しているようにも映る――。

 木村拓哉主演のテレビ朝日系木曜ドラマ『未来への10カウント』の第1話が4月14日に放送され、平均世帯視聴率が11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。同ドラマは、高校ボクシング部を舞台にした青春スポーツ・エンターテインメント。第1話では、網膜剝離や妻との死別などの不幸が重なって生きる希望を無くした元アマチュアボクサーの主人公・桐沢祥吾(木村)が恩師と親友の提案によって母校のボクシング部のコーチになるも、校長は廃部をもくろんでいて……というストーリーが描かれた。

「この数字を受けて、芸能マスコミはこぞって『好発進』と持ち上げ、中には『終盤に向けて上昇し、クライマックスの午後10時には瞬間最高は15.7%を記録』と、好調を”演出”したメディアまでありました。しかし、初回は15分拡大放送。普段は22時から始まる『報道ステーション』が繰り下がっていたわけで、『クライマックスの午後10時』に数字が上がったのは単に“報ステ待ち”していた視聴者が22時前後に加わったというだけの話です。ジャニーズつながりで言えば、4月10日から始まった嵐・二宮和也主演の『マイファミリー』も初回12.6%と、TBSの看板『日曜劇場』枠にしては低調な滑り出しでしたが、一部メディアは『関西地区で好発進』と報道。なんでもいいから良さそうに見える数字を引っ張り出して、一生懸命ヨイショしている感アリアリです」(週刊誌記者)

 実際、今回の数字は、木村主演の連続ドラマの初回としてはワースト視聴率だ。2019年10月期のTBS日曜劇場『グランメゾン東京』の初回12.4%がこれまででもっとも低い滑り出しだったのだが、これを更新してしまった。一方、木村がテレビ朝日の連続ドラマ初主演となったのは2015年4月期放送の『アイムホーム』だが、こちらは初回16.7%を記録し、もっとも低かったのは第4話の12.6%。続いて2018年と2020年に『BG~身辺警護人~』が放送されたが、こちらも初回は第一章が15.7%、第二章が17%で、一度も13%より下回ることがなかった。

「今回のドラマは、木村とのタッグで『HERO』『CHANGE』(いずれもフジテレビ系)の大ヒット作を生んだ福田靖のオリジナル脚本で、あのNetflixドラマ『全裸監督』の監督も参加。主題歌はB’zの新曲。共演陣は満島ひかりに安田顕、内田有紀、生瀬勝久、柄本明、八嶋智人、波瑠など錚々たる顔ぶれが揃い、生徒役もKing & Princeの髙橋海人を筆頭に、山田杏奈、村上虹郎、坂東龍汰、櫻井海音、三浦獠太らフレッシュな面々がズラリ……と力の入れようが明らかに違う。しかも木村には連日、番宣でテレ朝の人気番組に出演してもらっていてこの有り様ですから、好発進どころかテレ朝は顔面蒼白レベルの数字ですよ」(テレビ関係者)

 滑り出しの悪さは、ジャニーズ事務所の後輩のあのドラマの影響とも囁かれているが……。

「前クールは嵐・松本潤が4年ぶりに連ドラ主演を務めた『となりのチカラ』でしたが、2ケタ取ったのは初回と第2話までで、あとは世帯平均視聴率シングルが続き、最終回も9.5%と、国民的アイドルの主演ドラマとしてはかなり厳しい結果に終わった。テレ朝の木曜ドラマ枠は『ドクターX~外科医・大門未知子~』など数々のヒットを生んでおり、とりあえず観るという固定層も多いとされていますが、『となりのチカラ』はとにかく序盤の内容が不評だったことでそうした層も離れたと見られます。2作連続で”ジャニーズ主演続き”となったのもマイナスに働いたのでは」(同上)

 『未来への10カウント』の初回も、ネット上ではその内容に賛否が飛び交っている。「前半は微妙だなと思って見てたけど、だんだん面白くなった」という声も上がっているが、一方で「いつものキムタクだったけど、いつものキムタクドラマより面白くなかった」「俳優がどうこうじゃなく内容が面白くない」「キムタクだから観てたけどつまんなくて途中で飽きた」といった厳しい声も。また、生きる気力をなくしているという役柄のせいか、「ボソボソ喋ってるからセリフが聞き取れなかった」「何言ってるか分からなかったから字幕つけた」といった指摘も目立ったほか、内田有紀演じる校長に対して「お前」「こいつ」呼びするキャラクターも、令和の時代にそぐわず、違和感を覚えた視聴者が多かったようだ。

「もともとテレ朝としては、木村に『BG』の続編をやってもらいたかったのが本音。これで仮に、『となりのチカラ』同様に視聴率が1桁に転落すれば、テレ朝はジャニーズに顔向けできず、しばらくは『BG』第3章のオファーなど口にすることができなくなるでしょうね。テレ朝は年配層向けのドラマを得意としますが、今作は青春学園モノですから視聴率を回復させるのは容易ではないでしょう」(前出・テレビ関係者)

 そんな中、視聴者が大いに盛り上がった”シーン”があったという。テレビ誌ライターが言う。

「『未来への10カウント』は花王がスポンサーについているのですが、同社の衣料用柔軟仕上げ剤『ハミング』のCMが流れたのです。今、このCMに出演しているのは草彅剛と香取慎吾。いまだテレビでの共演がタブー視されている元SMAPの“ニアミス”には、『ビックリ』『粋な計らい』との声が飛び交い、大反響となりました」

 本編ではなくCMが一番話題になるというのは、主演の木村にとっても忸怩たる思いだろう。12%台でスタートした『グランメゾン東京』は見事、最終回で16.4%まで上げる右肩上がりを見せたが、『未来への10カウント』も主人公の再生とともに視聴率を上げていくことができるだろうか。

大沢野八千代(おおさわの・やちよ)

大沢野八千代(おおさわの・やちよ)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

最終更新:2022/04/21 11:00

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