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『インビジブル』志村に妙に親しげな「貴ちゃんウーマン」の謎…敵か味方か?

文=東海林かな(しょうじ・かな)

『インビジブル』志村に妙に親しげな「貴ちゃんウーマン」の謎…敵か味方か?の画像
ドラマ公式サイトより

 高橋一生が主演するTBS金曜ドラマ『インビジブル』が、いよいよ巨悪に迫るべく新章に突入した。一方で身内に潜む内通者の存在が疑われ、まだまだ隠された人間関係に注目が集まっている。

 決して表に出てくることはなく、この世のあらゆる凶悪犯罪の裏で必要な凶悪犯たちを紹介・斡旋している犯罪コーディネーター、“インビジブル”。警察内でも一部の人間しか知らず、その実像を誰も見たことがないことから、そう呼ばれているのだが、5月20日放送の第6話では、本来の“インビジブル”とはキリコ(柴咲コウ)の父親のことで、いずれインビジブルを引き継ぐよう、幼少期からから犯罪の英才教育を受けて育てられたのがキリコとキリヒト(永山絢斗)の姉弟だったことが明らかに。

 「法では裁けない人たち」をターゲットとしていた父親は「必要悪」として犯罪コーディネーターの活動をしていた。10代の頃から父親の手伝いをしていたキリコとキリヒトだが、「嫌でしょうがなかった」キリコに対し、キリヒトは最初から「ゲームにハマる子どもみたいに」楽しんでおり、これを危険視した父親はキリヒトを仕事から遠ざけようとするが、キリヒトは逆に父親を始末。インビジブルを名乗り、報酬さえあればどんな依頼でも引き受ける「殺人コーディネーター」となった……というのが“インビジブル”の真相だった。

 そんなキリヒトに第6話のラストで目をつけられていたのが、志村の元相棒である安野慎吾(平埜生成)の妹で、ウェブニュース記者である安野東子(大野いと)だ。東子は兄が殺された事件に関わっている可能性があるとして、通り魔殺人の容疑者・武入(鈴之助)に関する聞き込みを熱心に行っていた。そんな折、武入の自宅周辺アパートで訪ねた人物が偶然にもキリヒトだったのだ。東子から渡された名刺にある「安野」の名前から志村との繋がりに気づいたキリヒトの不気味な笑みに、視聴者からは「怖えぇ!」「ほんとこういうお顔、最高な」など、演じた永山への賛辞が送られていた。

 これから東子は、キリヒトの魔の手に飲まれ、それを志村が助けるという展開を見せそうだが、東子が“ヒロイン”的立ち位置となりそうな状況に、視聴者の中には微妙な空気感もある。その理由が、東子の志村に対する「貴ちゃん」呼びだ。

 “刑事と、殉職した元相棒の妹”にしては、志村は東子を「東子ちゃん」、東子は志村を「貴ちゃん」と、やけに親しげに呼び合う。同僚の家族という関係にしては不自然なほど馴れ馴れしく、視聴者が訝しむのも無理はない。さらに、公式サイトの人物紹介には「志村のことを“貴ちゃん”と呼び、親し気な雰囲気を醸し出しており……」と、何やら含みのある一文が。キリヒトに目をつけられているだけに、まさか黒幕である可能性は低いだろうが、志村と東子の間には、いま明らかになっている以上の関係性があるのかもしれない。

 あえて強調されているのでは?と思われるほどに、わずかな出演シーンでも「貴ちゃん」呼びを欠かさない東子。SNS上では「貴ちゃんウーマン」との異名がつき、「安野妹が志村を『貴ちゃん』って呼ぶのにイラっとする」「妹だからって志村さんのことを“ちゃん”付けで呼びするほどそんなに仲がよかったの?」など、東子の存在に違和感を感じる声も多数上がっている。この先、志村と東子の間にある隠された仲もキリヒトの思惑に関わってくるのか。今夜からの展開に期待したい。

■番組情報
金曜ドラマ『インビジブル』
TBS系毎週金曜22時~
出演:高橋一生、柴咲コウ、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、堀田茜、谷恭介、大野いと、平埜生成、板垣李光人、西村元貴、結城モエ、田中真琴、村井良大、酒向芳、原田泰造、桐谷健太
脚本:いずみ吉紘、槌谷健、香坂隆史
主題歌:「Tiny World」Dragon Ash(Victor/MOB SQUAD)
音楽:得田真裕
プロデューサー:佐藤敦司、浅野敦也
編成:東仲恵吾、佐藤美紀
演出:竹村謙太郎、棚澤孝義、泉正英
製作:TBSスパークル、TBS
公式サイト:tbs.co.jp/invisible_tbs

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東海林かな(しょうじ・かな)

東海林かな(しょうじ・かな)

福岡生まれ、福岡育ちのライター。純文学小説から少年マンガまで、とにかく二次元の物語が好き。趣味は、休日にドラマを一気見して原作と実写化を比べること。感情移入がひどく、ドラマ鑑賞中は登場人物以上に怒ったり泣いたりする。

最終更新:2022/05/27 12:00

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