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Hey! Say! JUMP・有岡大貴、『シン・ウルトラマン』のヒットで“持っている男”に?

Hey! Say! JUMP・有岡大貴、『シン・ウルトラマン』のヒットで“持っている男”に?の画像
有岡大貴

 映画『シン・ウルトラマン』の大ヒット御礼舞台あいさつが25日、都内の劇場で行われ、主演の斎藤工を始め、長澤まさみ、西島秀俊、Hey! Say! JUMPの有岡大貴、山本耕史らが出席した。

 国民的特撮ヒーローを、大ヒット映画『シン・ゴジラ』のチームが再結集して現代によみがえらせた話題作。5月21日と22日の「国内映画ランキング」(興行通信社調べ)では2週連続で1位を獲得し、累計では早くも動員134万人、興収20億円を突破する大ヒットとなっている。

 イベントでは、外星人・メフィラス役を演じた山本耕史が公開後の反響を聞かれ、「反響は大きいんですけど、ちょっと前に出演した映画(『KAPPEI カッペイ』)の興行収入を1日で抜かれました。それぐらいすごい勢いでした」と自虐ネタで笑わせた。

「『シン・ウルトラマン』はこれまで何度かPRイベントを開催しており、どのイベントも抽選制だが、どうやら有岡のファンがその大半を占めている様子。Hey! Say! JUMPのコンサートでは見られないような近距離で有岡を見られるので、ファンたちが応募しまくり、何度も劇場に足を運ぶリピーターのファンも多いようだ」(映画業界関係者)

 どうやら、同作のヒットには有岡も間違いなく貢献しているようだが、ジャニーズJr.時代を除くと、映画出演は今作でまだ3作目。Hey! Say! JUMPとしてのデビュー後、初めて映画に出演したのは、デビューからおよそ10年後、2017年に公開された『こどもつかい』だった。

「当時から、イベントに行くと有岡のファンばかり。公開規模や内容からしても、決して当たるような映画ではなかったが、有岡人気のおかげもあってか興行収入は6億円近くを記録。関係者は『まさか、ここまで行くとは』と喜んでいた」(芸能記者)

 2作目は2018年の『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』。前年のフジテレビ系の連続ドラマ版に引き続いての出演で、人気シリーズの映画化ということもあって、同年の実写邦画ではナンバーワン、歴代でも5位となる興行収入93億円というメガヒットを記録した。

「当時のイベントでは、さすがに主演の山下智久のファンが多かったが、有岡のファンもがんばっていた。山下と有岡の2人のジャニーズの動員力もあって、公開が夏休みシーズンだったこともあってどんどん客足が伸びた」(同)

 Hey! Say! JUMPにおける俳優業といえば、絶対的エースである山田涼介の出演作が目立つが、山田は20日に公開された主演映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』が、公開館数349ながら5月21日と22日の「国内映画ランキング」で初登場9位と厳しい状態。ひそかに“数字”を稼いでいる有岡は、俳優としてのオファーが今後増えるかもしれない。

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大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2022/05/28 08:00
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